- 中古
- 書籍
- 文庫
スキタイと匈奴 遊牧の文明 興亡の世界史 講談社学術文庫2390
定価 ¥1,408
550円 定価より858円(60%)おトク
獲得ポイント5P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2017/01/11 |
JAN | 9784062923903 |
- 書籍
- 文庫
スキタイと匈奴 遊牧の文明
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
スキタイと匈奴 遊牧の文明
¥550
在庫なし
商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
文字をもって自らを語ることのなかった騎馬遊牧民、その原点ともいうべき「スキタイ」と「匈奴」。 彼らは何者で、どこから来たのか。 「スキタイ」に関する記述は主に古墳からの情報で、考古学に基づく解説が多い。 仕方のないことかもしれないが、「興亡」というドラマは見えづらい。 もう少し...
文字をもって自らを語ることのなかった騎馬遊牧民、その原点ともいうべき「スキタイ」と「匈奴」。 彼らは何者で、どこから来たのか。 「スキタイ」に関する記述は主に古墳からの情報で、考古学に基づく解説が多い。 仕方のないことかもしれないが、「興亡」というドラマは見えづらい。 もう少しヘロドトスの書いた内容から大胆に描いてくれた方が、書物として面白かったかな。 それに比べて「匈奴」では司馬遷『史記』や班固『漢書』を用いて、情感たっぷりに描かれている。 対象が300年ほど差があることもあると思うが、作家司馬遷の凄さだと思う。 騎馬遊牧民……言葉のみで考えれば生活様式であって“民族”ということとはいえない。 でも彼らは、世界史の舞台に突然やってきて、嵐のように吹き荒れて、また、消えていく……なかなかドラマティックな存在。 「ゲルマン民族大移動」を引き起こしローマを破滅の道に誘った「フン族」、彼らは匈奴の残党だったのか……終盤で登場する話題。 世界の“西”でも“東”でも、興味深い存在だ。
Posted by
興亡の世界史シリーズの1冊。本書は歴史学というよりは、考古学に近い内容であった。スキタイ、匈奴、フン族など、世界史で耳にしたことがある用語を、改めて考古学という観点から、歴史を紐解く。個人的に印象的なのが、ローマ帝国に影響を及ぼしたアッティラの情報である。アッティラの死因は、は...
興亡の世界史シリーズの1冊。本書は歴史学というよりは、考古学に近い内容であった。スキタイ、匈奴、フン族など、世界史で耳にしたことがある用語を、改めて考古学という観点から、歴史を紐解く。個人的に印象的なのが、ローマ帝国に影響を及ぼしたアッティラの情報である。アッティラの死因は、はっきりとは分からず、いくつかの憶測が飛び交うが、それが英雄叙事詩や文学に影響を与えたのだという。騎馬遊牧民なかでも、カリスマ性のある人物であったことがうかがえる。
Posted by
ユーラシアの遊牧民であるスキタイと匈奴を中心に据えた内容。時代としては紀元前9世紀頃から紀元後5世紀頃のフン族まで。 コロナ禍で都市に定住する生活が見直される中、遊牧民について知るのは面白かった。彼らは基本的に定住せず、家畜がある一帯の草を食べ終わると次の場所へと移動する。支配...
ユーラシアの遊牧民であるスキタイと匈奴を中心に据えた内容。時代としては紀元前9世紀頃から紀元後5世紀頃のフン族まで。 コロナ禍で都市に定住する生活が見直される中、遊牧民について知るのは面白かった。彼らは基本的に定住せず、家畜がある一帯の草を食べ終わると次の場所へと移動する。支配地域に集落が出来ることもあったが、そこに住むのはさらってきた農耕定住民や交易のための商人。いま話題?のノマドも遊牧民を意味する。
Posted by