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本当はすごい森の話 林業家からのメッセージ ちしきのもり
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 少年写真新聞社 |
発売年月日 | 2016/12/01 |
JAN | 9784879815873 |
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本当はすごい森の話
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※このレビューにはネタバレを含みます
林業について知りたいと思い、手に取った『本当はすごい森の話 林業家からのメッセージ』(田中惣次)。 私は月に2回ほど登山をしますが、通る道は非常に整備されていて歩きやすいと毎回思います。 「この山のオーナーであったり、自然保護の方であったり、いろんな人がキレイにしてくれてるんだよなぁ…」というのがよくわかる。 登山としての山と、木材を入手する山での管理が全く同じかはまだわかりませんが、 管理をするにあたってさまざまな作業が行われており、その一つ一つが非常に大変なものだという事がよくわかりました。 一部作業において作者が若かりし頃、「200本の苗50kgを運んでいた」というのだから驚きです。 「目から火が出るような大変な思い」というところからすごい仕事だという事がわかります… しかし、「何もなかった山の斜面全体に、緑の小さな苗が植え付けられたあとの景色は美しく、なんともいえない達成感がありました」とも語られてました。 最近では機械化が進んだという話をチラと聞きましたが、果たしてどんな感じなのでしょうか。 そして…この本が出された2016年時点で「後継者不足などで山を手入れする人間が減って荒れているのが実情」で林業で生活できる仕組みを作る事の必要性が語られていましたが、 コチラもどうなのでしょうか。 有限である石油、天然ガスへの対処法法としての林業。 そして二酸化炭素を抑え、暮らしを守るための林業。 まだまだわからない事だらけです。 もっと勉強しよう。 今回のように、「経験者談の本」はたんたんと事物が説明される専門書より非常に読みやすかったです。 頭が悪い故になのですが…笑 挫折する前にしばらくはこういう本を読んだ方がいいのかもなぁ。
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