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最後のレストラン(9) バンチC
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最後のレストラン(9) バンチC

藤栄道彦(著者)

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最後のレストラン(9) バンチC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2017/01/07
JAN 9784107719485

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2019/05/31

凌くんの性格がますます偏ってきたような…。 でもシャクシャインさんのラストあたりを見てると、 それも彼のポーズ?なのかなという感じもしたり。 まだまだいろいろ眠っていることがありそうな物語世界ですw。 最近はどこにでも偉人が現れるようになって、「ヘブンズドア」の影が 少し薄くなっ...

凌くんの性格がますます偏ってきたような…。 でもシャクシャインさんのラストあたりを見てると、 それも彼のポーズ?なのかなという感じもしたり。 まだまだいろいろ眠っていることがありそうな物語世界ですw。 最近はどこにでも偉人が現れるようになって、「ヘブンズドア」の影が 少し薄くなったように感じるのは寂しいですが(^^;。

Posted by ブクログ

2017/03/27

ほんと、芸と言うか、センスのない自覚はあるのだが、「藤栄先生、凄ぇ」って心からの賛辞しか出ねぇんだ。よくぞ、ここまで人間の本質を描けるな。藤田和日郎先生や、羽海野チカ先生に負けないくらい、人間力と漫画家力が高い シンプルに面白さだけでなく、深さと厚みで読み手を唸らせる食系の漫画だ...

ほんと、芸と言うか、センスのない自覚はあるのだが、「藤栄先生、凄ぇ」って心からの賛辞しか出ねぇんだ。よくぞ、ここまで人間の本質を描けるな。藤田和日郎先生や、羽海野チカ先生に負けないくらい、人間力と漫画家力が高い シンプルに面白さだけでなく、深さと厚みで読み手を唸らせる食系の漫画だな、この『最後のレストラン』はさ マジに、もう一回、ドラマ化してくれないかな、今度はNHKじゃなくて民放局で。ここ最近、料理人が主役のドラマはないし、ぴったりだと思うんだ。でも、一回、NHKで連続ドラマになってると難しいのかな・・・ だったら、せめて、NHKでアニメ化してほしい。ドラマじゃ難しかったかも知れないが、アニメだったら、原作に忠実に作れるだろう。私は、漫画の感想のタグに「アニメ化希望」、「ドラマ化希望」、「実写化希望」と付ける事にしているんだが、これは、あくまで、原作に忠実って前提がある。オリジナルストーリーも面白ければ大歓迎だが、クレームを貰わないように話の流れを変えたり、原作でファンの心を掴んだ回や展開を削るってのは、ホント、勘弁してほしい。さすがに、どの少年漫画を原作にしたアニメとは言わんけど 次巻は無理にしても、(11)の帯にアニメ化決定、と書かれる事を楽しみにしていよう ともあれ、この(9)も感想を書きたい衝動を、私に与えてくれた ちょいちょい、ブラックユーモアを挟みつつも、ストーリーの軸はマジメなので、読み手は英雄の最期に思いを馳せ、なおかつ、現代に生きる園場らの受け止め方に「その通り」と思えたり、「ん?違うんじゃないかな」と自分なりに考えたりできる 二ケタに乗る前の巻数なので、改めて、何故、惹かれるのか、と考えてみる 理由は色々と浮かんだが、個人的にしっくり来るのは、園場凌の一周回って、ひねくれっぷりが真っ直ぐになってるネガティブ思考だった。世に対し穿った見方をしつつも、他人に理解されないのを承知である己の信念を料理って形で通し、お客を笑顔にする、ちゃんとした結果を出す。 あまのじゃくな面に呆れながらも、何だかんだで、彼を仲間たちが見捨てたり、失望したりしないのは、人望があり、真実ではなく真理を皿の上に乗せるからだろう どの回も好印象だが、私が好きなのは、(8)から展開が気になっていた、GUEST.39「真田幸村様(夏の陣)」だ。天下人の座に落ちつくまで、多くの戦いを経験した徳川家康を、最もビビらせた猛将は、誰でもない、真田幸村だ、と思っている。最期の一瞬まで自分の生き様を貫いた幸村が、この夏の陣で家康を討ち、歴史を変えていた可能性は大いにある。しかし、生き残ったのは、徳川家康。これが、歴史の面白さであり、「天下人は天が決める」って格言に真実味を与えている この台詞を引用に選んだのは、この(9)の中で、園場が発している言葉の中でも、特に私の胸に響いたから。成功するかも知れないし、失敗するかも知れない。動く事が正解の時もあれば、逆に静観が正しい判断である事もある。ただ、勝ち目のない戦いに挑んでこそ、男の格は上がる。生きてこそ勝ち、それも確かだが、多くの人の心を打つ雄姿ってのは、挑戦者のそれだけだ。いつも、安全圏にいたがる園場ではあるけれど、彼も彼で、結構、無謀なチャレンジャーだよなあ、と私は感じる

Posted by ブクログ

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