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激論マイナス金利政策
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2016/11/01 |
JAN | 9784532357177 |
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激論マイナス金利政策
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マイナス金利政策を導入した当時の様々なエコノミストによる、同政策と当時から現在まで行われてる量的質的金融緩和に対する評価が主に著されています。リフレ派以外のエコノミストの意見は金融緩和を否定している人が多かったのですが、その他の誤謬を自分の分かる範囲で、以下に記しました。 河野...
マイナス金利政策を導入した当時の様々なエコノミストによる、同政策と当時から現在まで行われてる量的質的金融緩和に対する評価が主に著されています。リフレ派以外のエコノミストの意見は金融緩和を否定している人が多かったのですが、その他の誤謬を自分の分かる範囲で、以下に記しました。 河野龍太郎:この人に至っては、疑問点が多すぎて書ききれません。若田部さんが討 論でも言っているように完全雇用にあるならば、アベノミクスは成功で しょう。それに、この人は現在では少子化で人手不足のため若い正規社 員が雇えず、雇用が増えたのは高齢者や女性の非正規雇用が増えただけ と言っていますが、それで完全雇用になっているというのは余りにも無 理が過ぎないかと思います。 山口泰 :消費増税を行った後、CPIが2.8%上昇したことをインフレ目標達 成だと言っています。
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各国が導入していたが、日銀は導入しないと言われていた、非伝統的金融政策である「マイナス金利政策」 本書では、その導入の意図と背景、その効果について、様々な経済学の識者が持論を展開する。導入のための背景・現状分析が誤っているのではないかという意見や、現状の金融政策の延長であるとい...
各国が導入していたが、日銀は導入しないと言われていた、非伝統的金融政策である「マイナス金利政策」 本書では、その導入の意図と背景、その効果について、様々な経済学の識者が持論を展開する。導入のための背景・現状分析が誤っているのではないかという意見や、現状の金融政策の延長であるという意見や、今後ヘリコプターマネーである、いや、今後導入すべきだという意見がいろいろとあった。 自分は経済学を修めた訳ではないので、斜め読みの感が強いが、それでも対談などを通じて、思っていたほどの効果がない現実は感じることができた。 個人的には、46ページ、1938年 全米経済学会長だったアルヴィン・ハンセンが、「元祖長期停滞論」がフロンティの欠如、イノベーションがない、人口減少によって、長期停滞は不可避であるという論考が面白かった。現実には、第二次世界大戦により、財政支出と財政需要が生み出されるという歴史があるのですが。 以下に章ごとの目次を載せたい。 1 マイナス金利政策について 2 自然利子率を低下させるマイナス金利政策―金融政策の「サプライズ」にも大きな弊害 3 対論 マイナス金利政策(河野龍太郎vs若田部昌澄) 4 量的・質的緩和政策:若干の基礎的考察 5 金融政策とデフレーション 6 アベノミクスとマイナス金利政策 7 非伝統的金融政策に限界はあるか、マイナス金利を中心として 8 討論 マイナス金利下で市場はどう動く? 9 実験的金融政策の評価と課題 10 変容する量的・質的金融緩和 11 混乱からの出口はあるか 12 マイナス金利付き量的・質的金融緩和と日本経済
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これは興味深い本だ。先日「マイナス金利政策」を読んで日銀が何を考えてどういうことを行なっているのかを詳しく知ることができた。では、その結果はどう出ているのか? この評価が大きく分かれている。 水はコップに半分しかないのか? それとも半分もあるのか? 日本を代表する経済学者やエコノ...
これは興味深い本だ。先日「マイナス金利政策」を読んで日銀が何を考えてどういうことを行なっているのかを詳しく知ることができた。では、その結果はどう出ているのか? この評価が大きく分かれている。 水はコップに半分しかないのか? それとも半分もあるのか? 日本を代表する経済学者やエコノミスト15人が激論をかわすのだが、百家争鳴。果たして誰の言い分が正しいのか? 少なくとも「マイナス金利政策」がどういう問題点を抱えているのかがよくわかる本である。 一流の経済エリート達の意見がこうも食い違うのだから、小生のような「パンピー」も興味津々。15人の中では早川英男氏が一番バランスが良い主張に思えたがさてどうだろうか。 数年後には結果が出るのだろう。金融政策の混乱は下層の人々に大きな負担を強いることは明白だが、どうやら黒田日銀の敗色は濃厚なように思えた。 2017年1月読了。
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