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大学教育再生とは何か 大学教授職の日米比較 高等教育シリーズ172
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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 玉川大学出版部
発売年月日 2016/11/01
JAN 9784472405174

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2017/03/11

質・量ともに最高峰で重厚な高等教育書が公刊された。総ページ数は589を数え、読了に相応の時間を要す。8章で構成されているが、各章の完成度が高いので、1日1章ずつ読むよう心がけてみた。大学史を丁寧に検討した上で、現代の大学教授職の有様を分析し、昨今の教授法としてのアクティブラーニン...

質・量ともに最高峰で重厚な高等教育書が公刊された。総ページ数は589を数え、読了に相応の時間を要す。8章で構成されているが、各章の完成度が高いので、1日1章ずつ読むよう心がけてみた。大学史を丁寧に検討した上で、現代の大学教授職の有様を分析し、昨今の教授法としてのアクティブラーニングについて批判的に研究している。情報量としては、大学院の講義科目2単位分にはなるのではないか。ただ前提としている知識レベルは低くない。第1部では先達の大学論のエッセンス、第2部では教授職としての大学教授への関心、第3部では戦後の大学政策の基本的な理解が必要となる。ヤスパース、フレクスナー、オルテガ、ニューマン、ハッチンス、ペリカンらの大学論を一応読み、現在の大学に携わっている立場にある人々には、この研究書は間違いなく有効となる。今日の大学教育の諸問題を打開するには、大学教育の要素である「授業」を担う多くの教員が、自主的・主体的に自身の意識を改革し、自らの指導法の改善することが求められている。すなわち、教員が授業という営みを教授と学修の関連で今一度振り返り、学生が能動的学修を取り組めるよう、能動的に教育する姿が肝要とされている。だがこのことはなかなか大学職員の立場で教員に伝えにくいが、本書を通読できれば、異を唱えることはないはずである。一人でも多くの大学人に読んでほしい1冊といえる。御用学者でない真の高等教育研究者による研究成果を味わうべきである。

Posted by ブクログ