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ふたり天下
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2016/11/25 |
JAN | 9784309025162 |
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ふたり天下
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
関ヶ原合戦後、結城秀康と黒田長政が豊臣秀頼と手を組み、豊臣系の大名を束ねる形で、天下掌握を図る。歴史にもしもはないのだかか、なかなかに面白い企み。
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北沢秋先生の名前は知っていたが今まで手を付けずにいた。題材選びがいいので気にはなっていたのですが、300P程度の小説で取り扱えるのか?と疑問が湧いていたので手つかずにいたのですが、2016年に出した最新作?の題材に興味を惹かれ手に取った。 「ふたり天下」 関ヶ原後の国内状況を...
北沢秋先生の名前は知っていたが今まで手を付けずにいた。題材選びがいいので気にはなっていたのですが、300P程度の小説で取り扱えるのか?と疑問が湧いていたので手つかずにいたのですが、2016年に出した最新作?の題材に興味を惹かれ手に取った。 「ふたり天下」 関ヶ原後の国内状況を描いたもので主役は結城秀康に黒田長政。二人が一世一代の勝負の相手に選んだのは時の権力者の徳川家康。これを描くのに300Pはないなぁ~。これを作品と思えずに読み切ったが、本来はもっと長編で編集でカットされたのではないかと思う。 秀康と長政が大阪城に乗り込み茶々を納得させその後の展開を密談するのに数ページ。梅毒で死んだとされる秀康が鉄砲の習練中に胸を撃ち抜かれるシーンに至っては1P…う~んこれだけの面白い発想であれば600Pはつき合えるんですけどね。
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もしかしたら、あったかもしれない歴史のif、関ケ原後の徳川打倒からの天下を目指す二人の男。 黒田長政は手柄を挙げるたびに、さすが官兵衛の息子と呼ばれてきた。 結城秀康は家康の実子であり、秀吉の養子。しかし家柄には全く合わない冷遇をされ続けてきた。 二人の将が裏で手を組...
もしかしたら、あったかもしれない歴史のif、関ケ原後の徳川打倒からの天下を目指す二人の男。 黒田長政は手柄を挙げるたびに、さすが官兵衛の息子と呼ばれてきた。 結城秀康は家康の実子であり、秀吉の養子。しかし家柄には全く合わない冷遇をされ続けてきた。 二人の将が裏で手を組み、徳川を打倒し天下を奪い取る。 ただ、誰かを見返してやりたい。 その思いで練りに練った知略を巡らせ、その日を待つばかりの二人だったが。 結果は誰もが知るところの、徳川の天下泰平の世に続き、二人の思惑は失敗する。 段取り八分、二人にとってはその段取りは9割9分成功でしかなかった。 しかし、失敗した時の手じまいの早さもまた見事。 本当のところは歴史の表舞台には出てこない。
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