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認知と言語 日本語の世界・英語の世界 開拓社言語・文化選書62
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 開拓社 |
発売年月日 | 2016/10/01 |
JAN | 9784758925624 |
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
日英を認知の観点から対照している本。 同開拓社の「イメージで捉える感覚英文法」のほうが、取り扱いの範囲が広く、私としては読んでいて楽しかった。 いや、そちらを先に読んだせいかもしれない。
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なぜ日本の漫才は二人で掛け合い、欧米のコメディーは一人でボケるのか、この本でその理由が分かった気がした。
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日本語と英語の表現の違いは、日本人が話者の視界を時系列にそって表現するのに対し、欧米人は場面の外から見た出来事を表現していることに起因しているという。言われてみれば確かにその通りで、見えたものをそのまま伝えている。そして話者の視点だから日本語は主語がなくても成り立ってしまうとい...
日本語と英語の表現の違いは、日本人が話者の視界を時系列にそって表現するのに対し、欧米人は場面の外から見た出来事を表現していることに起因しているという。言われてみれば確かにその通りで、見えたものをそのまま伝えている。そして話者の視点だから日本語は主語がなくても成り立ってしまうという。一方英語は”場面の外から見た出来事”なので必ず主語が必要となる。場面の登場人物には話者自身も含まれるので自分の事を話す場合に I という主語が必要となる。 ものの見方が言語に影響を与えるというのは当たり前といえば当たり前なのだが、こうやって改めて示されないとなかなか気づきにくい。そして、ようやく英語の持つある種の回りくどさの理由がわかったように思う。これらのことをもう少し早く知っていればもう少し英語を使えるようになっていたかもしれない。
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