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宇宙軍士官学校 前哨(12) ハヤカワ文庫JA
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2016/11/28 |
JAN | 9784150312503 |
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宇宙軍士官学校 前哨(12)
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商品レビュー
3.8
9件のお客様レビュー
宇宙軍士官学校第一部完結の十二巻。 戦死した恵一がアバター化する間に接触した存在。かの存在が提示した人類社会と粛清者の確執のかけら。 全てがアロイスやケイローンより高位の至高者、という存在より上位の存在の手のひらの上にあるかのような描写は気に入らない。恵一の憤激した感情も理解で...
宇宙軍士官学校第一部完結の十二巻。 戦死した恵一がアバター化する間に接触した存在。かの存在が提示した人類社会と粛清者の確執のかけら。 全てがアロイスやケイローンより高位の至高者、という存在より上位の存在の手のひらの上にあるかのような描写は気に入らない。恵一の憤激した感情も理解できる。 こういう超々高位存在の倫理観というか死生観というか。そちらには理解できないだろうが、そうであるのだそうであるべきなのだ、という言説は大嫌いだ。 メガテンユーザーならば、理解共感はしやすいのではないでしょうか。高位存在だろうが、自分たちは自分たちで生きているんだ、勝手に指図するんじゃねーよ、という心意気です。神だろうが悪魔だろうがやっちまうぞ、の気概ね。メガテンはそれがないと生き残れません。あと悪魔召喚プログラムをください。 恒星反応弾の影響を少しでも最小限に抑えるために、避難限界ギリギリまで努力を続ける人々の奮闘が多く描かれる12巻。これまでも、恵一たち前線だけでなく後方の地球圏の活動として描かれてきましたが、最後の瞬間まで戦い抗い続ける姿は美しい。 こうでありたい。 滅びを迎える最後の最後まで戦い続けた地球人類の素質を認めたのか、人類社会の上級種族のジュバックが状況に介入を決定。これにて、地球人類の粛清者との戦争は終焉を迎えました。もっと早くに、という感情は当然持ってしまうよなぁ。 どうしても、恵一たちやアロイス、ケイローンの活動が何らかのシナリオ通りに動かされているような気色悪さが拭えない展開になってしまいました。物語の当初から、うっすらとあった疑問が、とうとう表面化してしまった気がします。 だからこそ、メガテンプレイ時の気概が必要になるのですが。 第一部がー前哨ースカウトというのも、選別の為の戦争だったのかな、と思ってしまう。ちょっともやっとした感覚が残った第一部完結の十ニ巻でした。
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長きにわたる戦いに終止符。しかし、なんか釈然としないのはなんだろうな…。ケーイチの創意工夫的な話がすっかり鳴りを潜めてしまったせいだと思うが、続編に期待。
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スカウト編堂々の完結! 圧倒的な数の力で攻めに攻めてくる粛清者に対して 終わりなき消耗戦を強いられる あらゆる手段、そしてなりふり構わない防戦で対抗する彼らをしかし 無慈悲な絶望が飲み込もうとしていたーーー ****以下ネタバレあり**** 手に汗握る、そして暗い気持...
スカウト編堂々の完結! 圧倒的な数の力で攻めに攻めてくる粛清者に対して 終わりなき消耗戦を強いられる あらゆる手段、そしてなりふり構わない防戦で対抗する彼らをしかし 無慈悲な絶望が飲み込もうとしていたーーー ****以下ネタバレあり**** 手に汗握る、そして暗い気持ちに包まれる展開で いくらか憂鬱にはなったけども これを読んでる時点で最新刊の続編が出て購入していたので まあなんらかの救済が行われたのであろうと楽観もしていた たいへんつまらない読み方をしていますね! 地球が終わるまで続く戦い、というのが前提であったので 続々と死者や、戦闘のできない艦が増えていき いったいどうオチをつけるのかと気を揉んでいたが 絶妙なタイミングで救いの手が差し伸べられて 本当に良かった! こんな風に誰かの手によって地球が破壊されるのは やはり悲しいもんだ… ラストでは次の話に向け時間も経過していて 粛清者の再プッシュはなかったようだけど あの一度の表面爆発で諦めたのは、物資が尽きたからなのか、解熱剤の存在のおかげなのか判然としない 今後は防戦一方の今までと違い、 こちらから積極的に働きかけていくようだけれど 最終的にどちらかが滅亡という話にはならないと思うから 何かしらの意思疎通が成り、和解というか折り合いをつけていくことになるんだろうか そういえばアバターは今回失った分はまた再生産?されるのだろうか 新たな種族、文明、そして戦いが待っている 次の出航に向けて、わくわくしている
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