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庭訓往来 句双紙 新日本古典文学大系52
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商品詳細
内容紹介 | //付属品~三方背ケース付 |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1996/05/01 |
JAN | 9784002400525 |
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庭訓往来 句双紙
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「人形師天狗屋久吉」や「おはん」を読んでいて、庭訓往来に行き当る。往来物とは手紙のやりとりで、初等教育の教科書として用いられてきたものという。庭訓往来の成立時期は定かではなく室町初期とのみあるらしい。 正月五日状往信から始まって、十二月三日状返信まで続く。 春の始めの御悦、貴方に向て先ふ祝い申し候ひ訖ぬ・・・ 遊び、行事、季節の花、歌会の所持品、歌の心得、開墾、土木、建築、行政、各地の特産物、客のもてなし、武具、楽器、裁判、犯罪、祭事、仏事、納税や検田、衣類としつらえ、食物、茶道具、料理、病気と処方、生活上の注意(房内の過度、深更の夜食)などについて記載されている。 句草子は禅林句集とも呼ばれる書物で、禅語の語彙集。 禅語は、中国の口語で日本語で文語にしてしまったため奇妙で異様になってしまった。それが禅僧のエリート意識を装い立てる鎧として機能したという。 什公(なん)の説話ぞ(なんの話しだ) 那裏(なり)に箇(こ)の理会(りえ)し得ざることを得たる。 原文の誤読から生まれた鬼子(おにご)的な産物・・・・という。
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