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紫式部の暗号 世界のKYOTOへいざなう 『源氏物語』の裏ポイントは「気象」
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 三五館 |
発売年月日 | 2016/11/01 |
JAN | 9784883206834 |
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紫式部の暗号 世界のKYOTOへいざなう
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紫式部の暗号 世界のKYOTOへいざなう
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源氏物語を気象、気候の観点から考察している。 紫式部の気象、気候に関する描写がいかに優れているかを検証しており、風景、気象現象の描写などから、天気図を想像したりとマニアック。 暗号というタイトルは大袈裟だが天気予報に関わってきた著者ならではの読み解きが他にはない視点で書かれてい...
源氏物語を気象、気候の観点から考察している。 紫式部の気象、気候に関する描写がいかに優れているかを検証しており、風景、気象現象の描写などから、天気図を想像したりとマニアック。 暗号というタイトルは大袈裟だが天気予報に関わってきた著者ならではの読み解きが他にはない視点で書かれている。 紫式部は、物語ではあるが、経験したことしか書かない(書けない?)作家であり、空蝉は、紫式部本人を投影しているのでは?だったりの考察や、紫の上の喩えに使われる樺桜がどんなものだったのかという検証も、興味深かった。 (桓武天皇が渡来人のクオーターだとは知らなかった。) 紫式部が生きた時代は、おそらく温暖〜亜熱帯気候で、京都は特に蒸し暑く38度、39度近くになる日が結構あり、冬は底冷えし、当時は裸足だったという。 源氏物語の季節描写から当時の生活を想像すると、平安時代の人々が、もっと身近に感じられるように思う。 枕草子や他の「〜日記」の気象描写と比べて、気象予報士になれるぐらい紫式部だけが観察眼があったのかどうなのかも検証してほしいと思った。
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