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井伊直虎 女領主・山の民・悪党 講談社現代新書2394
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井伊直虎 女領主・山の民・悪党 講談社現代新書2394

夏目琢史(著者)

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井伊直虎 女領主・山の民・悪党 講談社現代新書2394

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2016/10/01
JAN 9784062883948

井伊直虎

¥220

商品レビュー

3.3

8件のお客様レビュー

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2022/01/11

今さらながら井伊直虎のことをあまり知らないなと思い、手に取った1冊。 前半で直虎の人生を概要し、後半で作者なりの直虎に対する見解を述べている。 個人的見解で申し訳ない+大河ドラマの方を見ていないので恐縮なのですが、よくぞ大河に出来たなというのが率直な感想でした。これで大河??いや...

今さらながら井伊直虎のことをあまり知らないなと思い、手に取った1冊。 前半で直虎の人生を概要し、後半で作者なりの直虎に対する見解を述べている。 個人的見解で申し訳ない+大河ドラマの方を見ていないので恐縮なのですが、よくぞ大河に出来たなというのが率直な感想でした。これで大河??いや、もちろん作者の「山の民」統率としての直虎には納得なんですが、 大河にするにはなかなか要素難しかっただろうなと…。この本によれば、領主をやってたのってほんの僅かな時期だけだしね。それもなかなか意外。 井伊がその後徳川方になったばかりに井伊家がよく描かれがちな中、最初のうちは井伊家も家督争いやらでドタバタで、それに巻き込まれつつ、今川家に揉まれつつであったという見解は良かったと思う。 そりゃどこの家もそんな最初から上手くいくはずないと私も思ってるので(笑)

Posted by ブクログ

2017/12/04

今更ながら2017年の大河ドラマ(といっても12月現在、もうすぐ終わってしまうけど)井伊直虎について現実世界ではどんな感じの人だったのか気になったので読んでみた。この本は1、2章立てになっていて、1章では井伊直虎の生涯、2章ではタイトルにもある山の民や悪党などを絡めた著者の持論が...

今更ながら2017年の大河ドラマ(といっても12月現在、もうすぐ終わってしまうけど)井伊直虎について現実世界ではどんな感じの人だったのか気になったので読んでみた。この本は1、2章立てになっていて、1章では井伊直虎の生涯、2章ではタイトルにもある山の民や悪党などを絡めた著者の持論が展開されていた。 感想としては、そもそも井伊直虎についてはほとんど資料が残っていないという事を知って、そんな中1年間のスパンの大河ドラマになっていたことに驚いた。1章では現実世界での直虎の生涯や井伊家について知る事が出来て大河ドラマよりかなり残酷というかこれが戦国時代なんだなって改めて思わせる事ばかりだった。特に但馬関連は全然違うからけっこうショックを受ける人も多そう。2章では資料がほとんど無い中でも、著者の持論が展開されていて直虎は山の民だったり悪党だったという考えはなるほどと思った。大河を観ていても確かに山の中に隠し里があったり、木を切る仕事を井伊家関係者が頼まれたりで、山の民感はちょっと納得できた。著者の持論に対する熱意が思ったよりすごくて何でかなと思ったら、出身地が浜松だから井伊家についての思いも強いのかと納得した。あと、文章の中で例えとしてもののけ姫が出てきて、井伊直虎=エボシ御前や、井伊谷=たたら場みたいな感じでもののけ姫の世界感に当時の井伊家周辺を当てはめてたのが面白かったし、そのおかげで映像も想像出来て話がちょっとだけ理解しやすくはなった。

Posted by ブクログ

2017/08/17

(2017.08.18読了)(2017.06.20購入) 副題「女領主・山の民・悪党」 【目次】 はじめに 直虎はヒロインにふさわしいか? 第一章 直虎の生涯 第二章 直虎の正体 「山の民」「女性」「悪党」 おわりに 歴史の岐路に立つ人びと あとがき ☆関連図書(既読) 「お...

(2017.08.18読了)(2017.06.20購入) 副題「女領主・山の民・悪党」 【目次】 はじめに 直虎はヒロインにふさわしいか? 第一章 直虎の生涯 第二章 直虎の正体 「山の民」「女性」「悪党」 おわりに 歴史の岐路に立つ人びと あとがき ☆関連図書(既読) 「おんな城主直虎(一)」森下佳子作・豊田美加著、NHK出版、2016.11.25 「おんな城主直虎(二)」森下佳子作・豊田美加著、NHK出版、2017.03.25 「おんな城主直虎(三)」森下佳子作・豊田美加著、NHK出版、2017.06.30 「井伊直虎と家康」小和田哲男・大石康史著、NHK出版、2017.01.01 「湖の雄 井伊氏」辰巳和弘・小和田哲男・八木洋行著、しずおかの文化新書、2014.02.28 (「BOOK」データベースより)amazon 母系制社会から男性中心の徳川幕府へ。自然から都市民たちの文明へ。仏神の力を借りたカリスマから、異端視される存在へ―。遠州の山里を生きた直虎は、消えゆく中世的世界の象徴だった!

Posted by ブクログ