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昭和のことば 文春新書1099
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2016/10/01 |
JAN | 9784166610990 |
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昭和のことば
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商品レビュー
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正確、正直、正当、正義など、抽象概念の「正」は今も生きているが、いわばリアルな「正」の字が、平成に入り消えつつある。たとえば正札、正貨、正味といった言い方。正味というのは味のことを言うのではなく、入れ物や目減りを除いた中身の分量を意味する言葉。こんな言い回しが滅びつつある。昔なつ...
正確、正直、正当、正義など、抽象概念の「正」は今も生きているが、いわばリアルな「正」の字が、平成に入り消えつつある。たとえば正札、正貨、正味といった言い方。正味というのは味のことを言うのではなく、入れ物や目減りを除いた中身の分量を意味する言葉。こんな言い回しが滅びつつある。昔なつかしい飲み屋の正一合もなくなった。俗語だが、正肉、正油といった混ぜ物がないことを意味する表現も今は影さえ見えない。正客、正字(略語の対)、正座、正賞(芥川賞の正賞は時計。)などもほとんど聞かなくなった。正が廃れ、不純、不倫が純粋、倫理を押しのけて跋扈している。言葉は現実を映す鏡。「正」の文字が日々排除されていく現実はまことに嘆かわしい。
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永六輔、大橋巨泉氏の後輩、久世光彦、阿久悠氏の先輩の鴨下信一氏(S10生まれ)の「昭和のことば」(2016.10)、読んでて何度も膝を叩きました(^-^) 式次第 一全員起立、一国歌斉唱、・・・、一仰げば尊し 懐かしいです。幸福(しあわせ)には、確かに、小さな、ささやかな、平凡な...
永六輔、大橋巨泉氏の後輩、久世光彦、阿久悠氏の先輩の鴨下信一氏(S10生まれ)の「昭和のことば」(2016.10)、読んでて何度も膝を叩きました(^-^) 式次第 一全員起立、一国歌斉唱、・・・、一仰げば尊し 懐かしいです。幸福(しあわせ)には、確かに、小さな、ささやかな、平凡な、そんな形容がついてました。大衆から家族へ、そして個人(ひとり)へ。缶詰はご馳走だったw。慎ましい生活、いじらしいほどの遠慮と気づかい。風立ちぬ、いざ生きめやも。プロマイド。柳。もとい。身を粉にして働く。骨身に徹する。松竹梅!
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【どこか懐かしい、あの「言葉」に再び会える!】日本の言葉の大量死が始まった! 昭和の時代まで生き生きと使われたあの言葉は今どこへ。『文藝春秋』の人気コラムが待望の新書化!
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