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図説ヨーロッパの王朝 新装版 ふくろうの本
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図説ヨーロッパの王朝 新装版 ふくろうの本

加藤雅彦(著者)

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図説ヨーロッパの王朝 新装版 ふくろうの本

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2016/10/01
JAN 9784309762463

図説ヨーロッパの王朝 新装版

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商品レビュー

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2023/11/09

限定的な家系図や当時の勢力図なんかを見ながら絵画鑑賞するものの、その時々バラバラなのでなんかまとめて読んでみようと借りてきた本。 まともなオトナや高学歴の学生は知ってて当たり前のことばかりなんでしょうけども、私にとってはどのページも「へぇー」の連続。 カラー図も多く巻末の家系図と...

限定的な家系図や当時の勢力図なんかを見ながら絵画鑑賞するものの、その時々バラバラなのでなんかまとめて読んでみようと借りてきた本。 まともなオトナや高学歴の学生は知ってて当たり前のことばかりなんでしょうけども、私にとってはどのページも「へぇー」の連続。 カラー図も多く巻末の家系図と行き来しながら読むのも楽しい。 「遊びとしてオリンピックなどの国際大会をオラが村が勝っただーと楽しむのはいいとして、国籍や信教が人殺しの理由や動機づけとなるのがバカバカしいなー、河内と近江がって言うのとフランスがドイツがっていうのと変わらなくね?」と思っていたがこの本を読んでさらにそう思う。と同時に戦争は無くならないなぁとも。 喧嘩は近隣諸国のみ、仲良く出来るのは遠い国だけとはよく聞くけども、日本だけでなくどの国の人々も昔から隣の国とのやったやられた問題をずっと繰り返してるのね。てか二度の被爆という恐ろしい経験はあるものの日本が侵略されてないのはただただラッキーなのだなと。 改めて言うことでもないんですが、自国の国境線がコロコロ変わってたり国王やその配偶者が他国からやってくること、さらに国教も変化してきたことなんかをその国の人はどんな感じで捉えてんでしょうね。拡大したから(縮小したから)現在の国境は死守しなければなのか、それとも全てにおいて「まぁ国境も国籍も人種も馬鹿馬鹿しいよね」なのか。ここまでぐちゃぐちゃだったらもうどうでもいいのでは?なぜ拘る。そもそも君のとこの王様、外国人じゃん的な。 でもそこに住む人はおそらく最も遠い国境線を「あれは私達の土地」と忘れないんだろうなぁ。 物知らずの私が初めて知ってビビったエピソード ドイツ: プロイセン名称使用禁止 オーストリア: ハプスブルグ家は比較的暴君や血塗られたエピソードが少なく長命 フランス: カペーの男系をスペインの地で継続させている(現スペイン国王がフランスのユーグカペーから1000年以上男系として繋がっている) スペイン: 王政復古レア イタリア: 男子継承者入国禁止の「憲法」改正 in 2002 ベネルクス: 来日のオランダ人は共和国の人なのね イギリス: 王室外人過ぎ。アン女王18人出産て。(マリアテレジアの16も凄いけど)ジョージ5世(エリザベス女王の祖父)が第一次世界大戦勃発時にドイツ家名を英国風のウィンザーに変更。宮殿からちなんだってそんな理由で名前変えていいなら意味ないから受験生に覚えさせるのやめさせようよ。 北欧: ロシアイギリスシチリア王朝の祖。1028年の北海帝国。 ロシア: ロマノフ王朝の紋章、双頭の鷲を復活(人はアイデンティティを欲しがるとはいえそんなことする?女性差別者が女装するみたいな?) バルカン: 皆さん日独伊の仲間だったのね。。お互い間違った選択でしたね。それにしても大勢の人が殺し合いをしていたのに今やそれぞれの国がなんとなく仲良く暮らしてるなんて、殺された人は何のために死んでいったのか。

Posted by ブクログ

2021/12/31

全10章。独墺仏西伊にベネルクス、英国、北欧、ロシア……までは想定内だったけど、最終章のバルカン半島諸国には恐れ入った。

Posted by ブクログ

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