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脱・限界集落株式会社 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2016/11/08 |
JAN | 9784094063516 |
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脱・限界集落株式会社
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商品レビュー
3.7
22件のお客様レビュー
最初はたくさん出てくる登場人物の名前が覚えられずに困惑していたが、この本は続編だったらしく過去作の登場人物をファンサービス的に出しただけだったかな? (ベジタ坊の作者や佐藤の両親など、それ以降はあまり登場しない登場人物も多かった) 章が進むごとに主任の正体や多岐川優の内面性など...
最初はたくさん出てくる登場人物の名前が覚えられずに困惑していたが、この本は続編だったらしく過去作の登場人物をファンサービス的に出しただけだったかな? (ベジタ坊の作者や佐藤の両親など、それ以降はあまり登場しない登場人物も多かった) 章が進むごとに主任の正体や多岐川優の内面性などあえて明かされなかった部分が明かされていくのは楽しかった。 そして何より、多岐川優を元に商店街が活気を取り戻していく様は納得感があった。 よくあるご都合展開ではなく、「あーたしかに」って思うことばかりだった。 ただラストが唐突というか、あっけなく終わった感じはある。 勝手に自滅するなら、仮に今まで何もしてなくても計画はおじゃんになってたよねっていう。 (とはいえそれも含めリアリティは感じたんだけれども) 作者を調べるとフランスで学び働いた後小説家になった特殊な経歴を持たれた方ということで、だからこそこうした作品が作れたんだろうなと納得。
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- ネタバレ
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あの後どうなっていくのか気になっていたので、ふむふむなるほどと読みました。 前作のように、グイグイと変化していく訳ではないあたりがもどかしい感じもしましたが、社会や人々のありようも少しずつ変わっていく中で、地域おこしの方向性も必然的に変わりますよね。
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前作「限界集落株式会社」では、 先細りの中山間部の村が 鮮やかに復活する模様が描かれた。 都会と比べた田舎の良さが対照的だった。 本作ではその続編。 田舎vs都会の分かりやすい対決構造に対し、 田舎町の開発手法をめぐるものだ。 ショッピングモールvs地元の商店街。 ショッピング...
前作「限界集落株式会社」では、 先細りの中山間部の村が 鮮やかに復活する模様が描かれた。 都会と比べた田舎の良さが対照的だった。 本作ではその続編。 田舎vs都会の分かりやすい対決構造に対し、 田舎町の開発手法をめぐるものだ。 ショッピングモールvs地元の商店街。 ショッピングモールを作るか、 地元の商店街を残すかという対決ではない。 前作の復活劇の一環として作られた 大型ショッピングモールに加え、 第二弾として商店街も再開発しようという計画だ。 ショッピングモールで成功したのだから、 商店街も作り直し洗練された コンパクトシティを作るべきという意見。 地味ながら活性化しつつある商店街の 温もりを残すべきという意見。 どちらも地元を良くしようとする争いだけに、 簡単にはどっちが良い悪いと言えない。 物語的には分かりやすいカタルシスはない。 でも政治というのは本来、 こうした是非が簡単に判断できないことを 判断していくものだと思う。 情報を公開して議論し、 責任とともに選択することなのだろう。 だから利権はあっていけないのだなと思わされる。
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