ネロ・ウルフの事件簿 アーチ・グッドウィン少佐編 論創海外ミステリ182

レックス・スタウト(著者), 鬼頭玲子(訳者)

• 販売会社／発売会社: 論創社
• 発売年月日: 2016/10/30
• JAN: 9784846015633

商品レビュー

2023/03/12

□死に損ねた死体□
アーチーが少佐になって３日目のお話。
軍の階級に詳しくないんですが･･･
少佐って結構、位、上位なんですね。
アーチー・・・良くなれたな・・・
軍でウルフが必要になって、アーチーにウルフを協力させるようなんとかしてこいって事になって、休暇と称してウルフの家に帰ったら･･･
ウルフとフリッツがトレーニングにいそしんでいたｗ
探偵業は休止、美食も中止、挙句に蘭も売りとばすとか言ってたらしいが、セオドアがなんとかとどめたｗ
ウルフ、結構痩せてたっぽいｗ
入隊する気満々になってるウルフは、全然探偵業に食いつかないので、これはもう、事件を実際にちらつかせないとと、ローワンが言ってた友人の相談事を利用しようとするわけだ。
いつも、アーチーを手玉に取ってる感じのローワンが、嫉妬してるのよね。
友人の相談事がなんなのか。詳細わからないまま話が進んで行くんだけれども、過去の事件が絡んでいるのはわかってくる。
そして、そうこうしている間に、殺人事件が起きてしまうわけだが、まさかそんな･･･
あの時、速攻追いかけて行けてたら、アンは助かってたよね・・・
早かれ遅かれ、犯人は、アンを殺害してたんだろうけれども、実行に至った経緯がこれだと、なんだか後味悪いのは私だけなんだろうか・・・

□ブービートラップ□
なんだかんだで、軍に協力する事になってるウルフ。
ダイエットはやめたようです。せっかく頑張ったのに。
責任の取らせ方･･･
リアルでこれやったら、逆に捕まるよね･･･

□急慕、身代わり□
なんでだろう？
この話だけ、知ってた･･･
どこで読んだんだろう･･･
この本を読んだのは今回が始めてなんだが･･･
それが謎･･･
この本以外でこの作品載ってるのあるんでしたっけ？

□この世をさる前に□
ソール･･･
やはり、君は優秀だ。

なんだかんだ。
物語だから、時代だから、って所が多いのですが、
それは、それ。
なんていえばいいのでしょう。
この、語り口が好きなので、いいんです。
アーチーに語らせてる所が。
そして、いつもの登場人物達がウルフ一家が好きなんで。