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アメリカ先住民を知るための62章 エリア・スタディーズ149
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 明石書店 |
| 発売年月日 | 2016/09/01 |
| JAN | 9784750344195 |
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アメリカ先住民を知るための62章
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アメリカ先住民を知るための62章
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
情報量は多いが、複数著者による論集であるため、同時期に読んだ編者の単著である阿部珠理『アメリカ先住民――民族再生にむけて』(角川学芸出版、2005年6月)の方が、視点が一貫していて理解しやすいと感じた。本書の利点は、I 連邦─インディアン関係で合衆国政府とインディアンの関係が『ア...
情報量は多いが、複数著者による論集であるため、同時期に読んだ編者の単著である阿部珠理『アメリカ先住民――民族再生にむけて』(角川学芸出版、2005年6月)の方が、視点が一貫していて理解しやすいと感じた。本書の利点は、I 連邦─インディアン関係で合衆国政府とインディアンの関係が『アメリカ先住民――民族再生にむけて』よりも詳細に書かれていることと、データが新しいことだが、それでも『アメリカ先住民――民族再生にむけて』よりやや浅く広く書かれているような印象を受けた。また、『アメリカ先住民――民族再生にむけて』には著者の実体験に裏づけられた悲観的な雰囲気が漂っていたが、本書にもインディアンの困難な生活状況についての記述があるものの、どこか第三者的な記述に終始しているような印象を受けた。実地で見てきたという迫力が弱い気がするのである。 ただ、「第53章 ベルダーシュ──「例外」を認める大らかな社会の象徴」は、生まれた時に割り当てられた生物学的な性を超えて、異性の性役割を生きるベルダーシュについて、『アメリカ先住民――民族再生にむけて』の記述よりも、インディアン社会における位置付けがわかりやすいと感じた。これが2005年よりも2016年の方が、トランスジェンダー問題が存在感を持つようになったという事情の反映なのかは判断しかねるが、とりあえずこの章は読むべきである。 “ このように男女の役割が明確に規定され、その行為がアイデンティティの形成にもつながるのであれば、男女の境界線を越えるベルダーシュの存在は一切許されないように思えるが、実際は違った。生物学上の役割として期待されたジェンダー・ロールを果たさずとも許されたのは、他の人にはない能力、特に超自然的な力が彼らには備わっていると考えられたためであった。 ベルダーシュの存在が確認されている部族社会においては、幼児期の本人が示した興味関心、または啓示体験のいずれかがベルダーシュの誕生を決定づけたと考えられている。子どもが生物学上の性とは別の性が果たすべきジェンダー・ロールに興味を示した場合、その子がベルダーシュとして過ごしていけるようサポートするのが大人たちの役目であった。……(中略)…… 見た目からも振る舞いからも、瞬時に判別が可能なベルダーシュの存在を許していたのが先住民社会であるのならば、男女という性別の間に引かれた境界線は、明確でありながらも決して絶対的ではなく、固定的でもなかったことが明らかになる。「男女がそれぞれに果たすべき役割とは何なのか」という社会通念が広く浸透していながらも、ごく限られた者たちにはその境界線を越えることを許し、例外を認めるという大らかさが先住民社会の大きな特長であり、その大らかさを体現したのがベルダーシュたちの存在であったのである。” (石井泉美「第53章 ベルダーシュ──「例外」を認める大らかな社会の象徴」阿部珠理〔編著〕『アメリカ先住民を知るための62章』明石書店〈エリア・スタディーズ149〉、東京、2016年9月25日初版第1刷発行、296-298頁より引用)
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アメリカ先住民が歴史の中で白人にどのように活動域を狭められてきたかの歴史を知ることが出来ると期待していた。 しかし、それらに関することはほとんど書かれておらず、その後のことがメインとなっていて残念だった。 先住民部族が政府を作っていて、過去からの合衆国との条約を現在も引き継がれ...
アメリカ先住民が歴史の中で白人にどのように活動域を狭められてきたかの歴史を知ることが出来ると期待していた。 しかし、それらに関することはほとんど書かれておらず、その後のことがメインとなっていて残念だった。 先住民部族が政府を作っていて、過去からの合衆国との条約を現在も引き継がれているというのには驚いた。 https://seisenudoku.seesaa.net/article/472425873.html
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