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発見・検証日本の古代(Ⅱ) 騎馬文化と古代のイノベーション
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2016/09/01 |
JAN | 9784048763912 |
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騎馬文化と古代のイノベーション、ってずいぶん挑発的なタイトル。 日本の古代国家をつくった人たちは、東北アジア系の遊牧騎馬系民族の一派で、朝鮮半島を南下して九州に渡り、畿内に進出して大和朝廷をつくった、という騎馬民族征服王調節が冒頭に紹介される。 前期の古墳からは馬具がまったく...
騎馬文化と古代のイノベーション、ってずいぶん挑発的なタイトル。 日本の古代国家をつくった人たちは、東北アジア系の遊牧騎馬系民族の一派で、朝鮮半島を南下して九州に渡り、畿内に進出して大和朝廷をつくった、という騎馬民族征服王調節が冒頭に紹介される。 前期の古墳からは馬具がまったく出てこないが中期の古墳からは馬具が出る。それに対してもいろいろな説があるのだけれど、強力な騎馬軍団を持った高句麗に対抗すべく、百済が倭国に目をつけて馬や馬具の生産技術を教えたのではないか、という説。東アジアの民族大移動の余波というわけだ。 騎馬文化の拡散と漢字文化の拡散も関連する、と考えられている。 なんていう具合の、シンポジウムの記録でもある、のだが、急速に広がった騎馬文化、というのが、なんだか現代のスマホとかみたいじゃないか。あるころまで、誰も使っていなかったのが、とある帝国の野望から一気に広がる。いや、こじつけかな。
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