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日本のビルベスト100
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | エクスナレッジ |
発売年月日 | 2016/10/01 |
JAN | 9784767821832 |
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日本のビルベスト100
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ビルウォッチャー界で名の知れた@関西人氏イチオシの超高層ビル100選。 超高層という特性上、東京・大阪の都心の建物が多いが、地方に建つ高さはなくとも特徴的なビルも多数掲載されており、築年も昭和時代のものから本書発行当時の2016年まで古今東西バランスよく紹介されている。 よく見...
ビルウォッチャー界で名の知れた@関西人氏イチオシの超高層ビル100選。 超高層という特性上、東京・大阪の都心の建物が多いが、地方に建つ高さはなくとも特徴的なビルも多数掲載されており、築年も昭和時代のものから本書発行当時の2016年まで古今東西バランスよく紹介されている。 よく見聞きするような有名ビルを集めたランドマークの章、個性的なスカイライン、形状にときめくフォルムの章、ビルとその地に詰まった歴史に想いを馳せるヒストリーの章、建築技術に感心するテクノロジーの章の4章立てとなっている。 一棟一棟、簡易マップと共に鑑賞&撮影ポイントが紹介されているのだが、とあるビルに書かれている「単体で鑑賞するというよりも逆に密集度合いを楽しむのがいい、摩天楼の雰囲気が味わえる」という一文からビルウォッチャーガチ勢らしさが伺えた。ビギナーは一棟のみをフィルムに納めたがるものである。 船をモチーフとしたビルが多いと感じた。 『ヤバいビル 1960-70年代の街場の愛すべき建物たち』(https://booklog.jp/item/1/4023317292)に登場したビルも船をイメージしたものが多数あったが船とビルは親和性が高いのだろうか…? 大阪に住む私、梅田スカイビル・咲洲コスモタワーが好きなのだが、大阪府外だと東京都庁、新宿パークタワー、フジテレビ本社ビル、コクーンタワーはカッコいいなと思う。どうも自分には丹下建築が刺さるらしい。
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超高層ビルマニアの著者が選んだ、2016年時点でのビルベスト100であります。三井不動産と鹿島が立ち上げた、超高層の夜明けと言われた霞が関ビル(147㍍ 1968年竣工)に始まり、現時点で日本一高いビル、竹中工務店と近鉄(?)による、あべのハルカス(300㍍、2014年竣工)まで...
超高層ビルマニアの著者が選んだ、2016年時点でのビルベスト100であります。三井不動産と鹿島が立ち上げた、超高層の夜明けと言われた霞が関ビル(147㍍ 1968年竣工)に始まり、現時点で日本一高いビル、竹中工務店と近鉄(?)による、あべのハルカス(300㍍、2014年竣工)までを網羅。全国各地(北は札幌から南は宮崎まで)に作られた高層ビル巡礼の案内書でもあります(赤坂プリンスのように既に解体されたビルもありますが)。ビルを巡る様々な物語も語られておりまして、ビルの写真を眺めつつ、それぞれのビルが出来た時代や背景、そのビルを含めた立地する街の物語等が学べる(例えば、1994年竣工の浜松アクトタワー(213㍍)の経緯とか)、良い本であります。著者の取材力に★四つであります。
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日本のビルベスト100 著者:@関西人 写真提供:石原祥、仲谷幸司 発行:2016年10月1日 発行:エクスナレッジ 高層ビルばかり100棟を選び、写真中心で紹介している。写真といっても、あまり凝ったショットではなく、美しく下から普通に撮影したものが中心で、1枚だけというもの...
日本のビルベスト100 著者:@関西人 写真提供:石原祥、仲谷幸司 発行:2016年10月1日 発行:エクスナレッジ 高層ビルばかり100棟を選び、写真中心で紹介している。写真といっても、あまり凝ったショットではなく、美しく下から普通に撮影したものが中心で、1枚だけというものが多い。「ランドマーク」「フォルム」「ヒストリー」「テクノロジー」に区分けし、それぞれ25棟ずつ紹介。2016年の発行なので、いま作り直したら別のビルも入ってくるだろうし、括りが違ってくるビルもあるかもしれない。例えば、「ヒストリー」の章には「大阪マルビル」が入っているが、このビルは先日、建て替えが発表されたため、紹介の仕方が変わったかもしれない。 全体を見て気づいたこと。それは、船がらみ、特に帆をイメージして設計されたビルがとても多いということ。横浜のみなとみらいにある「インターコンチネンタルホテル」をはじめ、「NHK大阪放送局」、東京の勝どきにある「THE TOKYO TOWERS」、新潟日報社の本社が入る「メディアシップ」は、いずれも帆がモチーフ。インターコンチはレモンのスマイルカットかメロンの8等分に喩える人が多いと思うが、本当は帆らしい。メディアシップは、北前船の帆がモチーフとのこと。 「ヒルトン福岡シーホーク」は豪華客船の本体、「神戸ポートピアホテル」も船の本体をイメージして造られている。 著者が何生まれなのか不明だが、私のように子供の頃には超高層ビルがなかった人間と、物心ついた時にはもうあった人間とでは、思い入れが随分違うのではないかとも感じた。この100棟の中で、私の場合は最初に出来た超高層ビルである「霞ヶ関ビル」が、やっぱり特別な存在だ。1968年に完成した147メートル、36階建てのビルは、キーハンターのタイトル映像にも登場した日本の最先端や未來を象徴したビルだった。子供の時分にとって、とても遠い存在に感じたビルだった。30代の時、このビルに店子で入っている広告代理店に仕事で初めて訪れた際には、結構、感激した。 新宿副都心では、やはり「新宿三井ビルディング」への思い入れが強い。「新宿住友ビル(三角ビル)」「安田生命ビル(現在の損保ジャパン日本興亜本社ビル)」と並ぶ3棟のスタービルの中でも、全面ガラス張りのあのデザイン、そして、池袋に「サンシャイン」が出来るまで日本一だった高さ、こうしたことに引きつけられた。京王プラザホテルにも引きつけられたが、その後出来た都庁ビルには何の魅力も感じない。 この本で初めて知ったビルもたくさんあった。東京都文京区にある「文京シビックセンター」は、世界一巨大な湯沸かしポット、と書かれている。確かに湯沸かしポットのような形をしている。文京シビックセンターで画像ググればすぐに出てくる。面白いデザインだと思う。 朝日新聞の大阪本社ビルである「中之島フェスティバルタワー」には、素晴らしい音響を誇る「フェスティバルホール」があるが、その大空間を実現するために、13階から15階に「メガトラス」と「ベクトトラス」という二つの巨大トラスが設けられている、と書かれている。よく分からない説明だけど、トラス構造で強度を保っているのであろう。この本には、もう1本、タワーを造っていると書かれているが、言うまでもなくそれは既に完成している。 現在のところ、日本一高い高層ビルである「あべのハルカス」(300メートル)も紹介されているが、とくに思い入れはない。また、横浜ランドマークタワーは、出来たばかりの頃、当時、好きだった女性と一緒に行った思い出深いビルだけど、その形など、今でも好きになれない(その後に2人で酒を飲んだホテルニューグランドはとてもよかったが)。
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