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獅子 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2016/10/28 |
JAN | 9784101156897 |
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獅子
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商品レビュー
4.5
13件のお客様レビュー
真田太平記の後日談なのにこれを書いてから真田太平記に取り掛かってたのか… 確か右近のエピソードの辺りに真田太平記との齟齬を感じたような気はするけど、真田太平記最終巻と同じく信之の大活躍のエピソード。 まず90歳超えたからと隠居して半年でマジかよ案件続出って言う、「後3日で定年...
真田太平記の後日談なのにこれを書いてから真田太平記に取り掛かってたのか… 確か右近のエピソードの辺りに真田太平記との齟齬を感じたような気はするけど、真田太平記最終巻と同じく信之の大活躍のエピソード。 まず90歳超えたからと隠居して半年でマジかよ案件続出って言う、「後3日で定年退職する刑事が大きな事件に巻き込まれる」スキームみたいな事がまず興味をひくよね。 若い恋を微笑ましく見守るのもこっちまでニタニタしてくるし、密書の処分も豪気。 そして、最後は文章ではあるが、色や匂いを感じさせるラストで読後感を爽やかにしてくれる。
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真田信之の信州松代十万石の家督相続をめぐる騒動を描く。徳川家康に仕え、信之の血は冷えていると、別れた父や兄から言われた信之。 冷静で、時代を見る目に優れ、たしかに見た目だけでは熱い武将ではなかった。しかし、この小説をよみ、わかったことは、表面的にどうであれ、智略をつくし、とことん...
真田信之の信州松代十万石の家督相続をめぐる騒動を描く。徳川家康に仕え、信之の血は冷えていると、別れた父や兄から言われた信之。 冷静で、時代を見る目に優れ、たしかに見た目だけでは熱い武将ではなかった。しかし、この小説をよみ、わかったことは、表面的にどうであれ、智略をつくし、とことん生き抜く真田な熱い漢であることには、かわりはなかった。
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『真田太平記』後、齢九十の真田信之。 信之最後の、幕府との闘い。 決して、信之の血は冷えていなかった。 信之の中には、熱い血が滾っていた。 これで、『真田太平記』の真の終わりを迎える。
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