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零戦パイロットからの遺言 原田要が空から見た戦争 世の中への扉
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零戦パイロットからの遺言 原田要が空から見た戦争 世の中への扉

半田滋(著者)

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零戦パイロットからの遺言 原田要が空から見た戦争 世の中への扉

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2016/09/01
JAN 9784062870221

零戦パイロットからの遺言

¥1,045

商品レビュー

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2024/07/23

太平洋戦争において、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、そしてガダルカナル島攻防戦に参戦し、三度命を失いながらも生き残った原田さん。 戦後原田さんは公職追放を受けて要職に就けず農業をされていたそうです。その後浅川地区の人々によって自治会長になり幼稚園を設立されます。 五十年もの時を...

太平洋戦争において、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、そしてガダルカナル島攻防戦に参戦し、三度命を失いながらも生き残った原田さん。 戦後原田さんは公職追放を受けて要職に就けず農業をされていたそうです。その後浅川地区の人々によって自治会長になり幼稚園を設立されます。 五十年もの時を経て、死なせてしまったと思っていた敵兵と奇跡の再開をしたそうです。

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2020/06/19

零戦パイロットとして、激戦地を転戦した原田要さんの体験談と遺言。 自分は人を撃ったという辛い内容を真摯に語られる。 なぜパイロットになったか、どのような訓練をして、どのように戦ってきたか。 軍や国の行ったこと、国民の様子、敵国の人々。 戦後も繰り返し見る悪夢、懺悔。 原田さんは...

零戦パイロットとして、激戦地を転戦した原田要さんの体験談と遺言。 自分は人を撃ったという辛い内容を真摯に語られる。 なぜパイロットになったか、どのような訓練をして、どのように戦ってきたか。 軍や国の行ったこと、国民の様子、敵国の人々。 戦後も繰り返し見る悪夢、懺悔。 原田さんは戦争を憎んでいる。 「若い人々が、戦争をしないという結論に辿り着いてほしい。」 戦時中も今も、国の気質は変わってないような…。そんなこと無いとイイナ! これからの国々や世界を動かす若い人々が、歴史を学び、自身で頼もしい人柄を育てて、本当のかしこい大人になっていってほしい。

Posted by ブクログ

2017/07/07

私は講演で「戦争が嫌い」とか「戦争反対といった言い方をしません。そんな生やさしい言葉では言い表せないので、いつも私はこう訴えています。「私は戦争を憎む」と。(第十章より) 本書のインタビューに答えた原田要さんは軍人に憧れ、自ら望んで海軍に入り「零戦という戦闘機に乗ることになりまし...

私は講演で「戦争が嫌い」とか「戦争反対といった言い方をしません。そんな生やさしい言葉では言い表せないので、いつも私はこう訴えています。「私は戦争を憎む」と。(第十章より) 本書のインタビューに答えた原田要さんは軍人に憧れ、自ら望んで海軍に入り「零戦という戦闘機に乗ることになりました。。パイロットになった当初、原田さんは敵機を撃ち落としたり、地上に爆弾を落とすことについてなんのためらいもなかったと話します。敵機に乗っている人にも、家族や友人や愛する人がいることや、落とされた爆弾の下にいるそんな人たちがもがき苦しむことを想像していなかったからだと。ところが、仲間の命を見捨ててでも作戦を遂行しようとする軍のやり方に次第に疑問を持つようになり、自分自身何度も死線をさまようになって、その愚かさに気がついていったといいます。「最後の零戦パイロット」が自らの体験をもとに「戦争とは何か」を語った一冊。

Posted by ブクログ

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