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ヴェサリウスの秘密 集英社文庫
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ヴェサリウスの秘密 集英社文庫

ジョルディ・ヨブレギャット(著者), 宮崎真紀(訳者)

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ヴェサリウスの秘密 集英社文庫

定価 ¥1,210

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2016/10/20
JAN 9784087607277

ヴェサリウスの秘密

¥110

商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2018/11/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリーやと思って読んだが、これミステリー枠ではないなぁ。 真犯人はストーリー上のヒントからは推理できないし、謎解き部分は犯人探しと別方向に進んでいくし、そっちはちょっと破たんしてるように思えるし。 でも、スチームパンク、怪奇小説としては優秀な感じ。19世紀らしい雰囲気に、部隊がバルセロナってのも(俺にとっては)斬新で良い。スペインミステリーなんて初めての読書体験やった。 ダラダラ長すぎて、途中どうしても飽きが来てしまうのが残念。詰め込み過ぎのキラいがあると思う。作者は中短編が得意なんだろう。それでも頑張って長編を書くにあたり、中短編用のネタをたくさん仕込む体で書いた感じ。連作中へんとかにしてメリハリつけたら良かったかも。

Posted by ブクログ

2018/02/05

長すぎる。筋が錯綜しているのは良いのだが、あれこれ詰め込みすぎてみんなどこかで読んだものばかりのネタを使っているような印象。 途中は飛ばし読みをしたことを白状しますが。 カタルシスもない。

Posted by ブクログ

2017/10/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

舞台が19世紀末のスペイン、となるとホームズなどと同時代?しかも連続殺人事件となると「切り裂きジャック」を思わせるテイストがある。 ただゴシック調のイギリス小説よりもスペイン、それもバルセロナという舞台の為か幾分明るさと猥雑さが同居した時代背景となっている。 バルセロナ万博という史実をうまく取り入れ、事件の謎を追う3人の主人公のキャラが丁寧に描かれている。それぞれの事情が掘り下げられている分、ドラマも厚みを増し、主人公らを襲う悪党も小物からサイコパスまで様々。 産業革命期の物語でもあまり違和感を覚えず話がテンポよく進むのが良く、ここらは主人公を複数にした強みだろう。 視覚的なサービス(万博、交霊術、地下迷宮)なども多いし、これまた映像化に向いた作品で、いい作品になりそう。

Posted by ブクログ

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