ショットバー 幻冬舎文庫

麻生幾(著者)

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2016/10/10
• JAN: 9784344425248

商品レビュー

2022/01/27

記録

警察、海上自衛隊、大使館の人なら
話が分かって面白いんだろうけど
私には難しかったなぁ。
事件的にも裏で動いてたのが結局何なのか
謎のまま終わってしまった。

場面が色々切り替わるから
今誰が話してるのか途中で分かんなくなる。
主人公のアキも
相当負けん気のある女性なんだろうけど
なんか好きになれなかった。
津久井さんそんなに惹かれる男なのか。
過去の女のこといつまでも忘れられなくて
危ないビジネスに引っ張りこんで
それでも愛してくれてるって普通じゃないよ。
恋の力はすごいんだなぁ。

2021/06/12

話が複雑。
もう少し筋をわかりやすくしてもらえるともっと入り込めたと思います。
壮絶な騙し合い。
スパイって怖いなぁ。

2018/01/17

読み始めて最初の印象は、伊坂幸太郎のグラスホッパーに似ている。
主人公が朝から、次からに降りかかる災難。そして主人公の自己中心的な自意識。そしてさらに降りかかる難解な事件。
登場人物というよりも登場する、組織があまりにも複雑に重なりあうあまり、だんだんと自分の中で整理がつかなくなってしまい、内容がストレートに頭に入らない。そして読んでいるうちに眠くなるという悪循環により、読み終えるまでに結構な時間を要してしまった。しかも内容を咀嚼できないまま。

著者が最後に「大人の童話」を書きたかったと、協力者に謝辞を述べているが、日本昔話のような童話ではなく、不思議の国のアリスのような童話なのかな？

最近本を読んでいなかった頭には、ちょっと難しすぎる、そんな感じの一冊。