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昨日みた夢 口入れ屋おふく 角川文庫20019
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昨日みた夢 口入れ屋おふく 角川文庫20019

宇江佐真理(著者)

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昨日みた夢 口入れ屋おふく 角川文庫20019

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2016/10/25
JAN 9784041048948

昨日みた夢

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商品レビュー

4.4

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2024/01/30

口入れ屋の娘、おふくは、 派遣する奉公人がいない場合、 短期の助っ人として、あちこちに女中奉公に出ていた。 そんなおふくが、奉公した七軒で遭遇した人々の 人生模様。 おふくは出戻り娘。 五年前、夫が、勤めていた店の金を持って逐電した。 酒も、博打もしなかった夫が、なぜ。 理...

口入れ屋の娘、おふくは、 派遣する奉公人がいない場合、 短期の助っ人として、あちこちに女中奉公に出ていた。 そんなおふくが、奉公した七軒で遭遇した人々の 人生模様。 おふくは出戻り娘。 五年前、夫が、勤めていた店の金を持って逐電した。 酒も、博打もしなかった夫が、なぜ。 理由もわからないままに離縁しなければならなかった ことが、今でも心の底にくすぶっている。 奉公先で様々な出来事を見聞きし、 巻き込まれていくうち、 肩の力が抜けていき、明日に目を向けることが できるようになる。 口入れ屋を営んでいる父、友蔵と、双子の弟、芳蔵や、 従弟の辰蔵など、おふくを囲む人々はあたたかい。 悩んで、笑って、泣いて。 読んでいるうちに、おふくが、 どんどん、好きになっていく。

Posted by ブクログ

2023/04/30

行方知れずだった夫のことをずっと心に残して暮らす主人公おふくは、それでも明るく健気に家業に精を出す。何が気の毒って、自分だけ夫に関する真相を知らせられていなかったことだ。私なら激怒するな。おふくは様々な商家や武家に手伝いに入って、それぞれの人間模様を目の当たりにする。表題作は人生...

行方知れずだった夫のことをずっと心に残して暮らす主人公おふくは、それでも明るく健気に家業に精を出す。何が気の毒って、自分だけ夫に関する真相を知らせられていなかったことだ。私なら激怒するな。おふくは様々な商家や武家に手伝いに入って、それぞれの人間模様を目の当たりにする。表題作は人生を考えさせられる深い作品だ。どれも切ない話で、さすが宇江佐作品だと、うなってしまう連作でした。2015年だったのですね。ああ、もっと読みたかったよ宇江佐さん!!

Posted by ブクログ

2021/03/21

面白かったが、いろんな家や商家に入り込むおふくちゃんに、その家の主やお内儀にピシッと意見したりして欲しかったなぁ〜と、少し物足りなさが残る。 でも宇江佐真理さん、やっぱり良い本をお書きになる。もっともっと読みたかった…

Posted by ブクログ

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