アメリカ大統領制の現在 権限の弱さをどう乗り越えるか NHKブックス1241
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アメリカ大統領制の現在 権限の弱さをどう乗り越えるか NHKブックス1241

待鳥聡史(著者)

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アメリカ大統領制の現在 権限の弱さをどう乗り越えるか NHKブックス1241

定価 ¥1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2016/09/01
JAN 9784140912416

アメリカ大統領制の現在

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商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2021/09/12

バイデン大統領に対する批判が高まりつつある中、そもそもアメリカ大統領とは何者か?を考えるのに適した本。大統領制成立の歴史を振り返りながら、大統領の有する権限を指摘し、近年の大統領の歩みを踏まえて大統領が抱えるジレンマを洗い出す。

Posted by ブクログ

2020/09/25

合衆国憲法が、「多数による専制」を排除しようとしていたというのは興味深い。 その後民主主義的要素が多くなったが、現代のポピュリズムは、その帰結と言えるのかも知れない。

Posted by ブクログ

2020/09/24

トランプ大統領が誕生した2016年のアメリカ大統領選の直前に執筆された、アメリカ政治の解説書。アメリカ大統領制の歴史的な展開や国際的な制度比較の観点から、アメリカの大統領が常に直面する困難さや課題について明らかにしている。 2020年のアメリカ大統領選が近づいてるので読んでみたが...

トランプ大統領が誕生した2016年のアメリカ大統領選の直前に執筆された、アメリカ政治の解説書。アメリカ大統領制の歴史的な展開や国際的な制度比較の観点から、アメリカの大統領が常に直面する困難さや課題について明らかにしている。 2020年のアメリカ大統領選が近づいてるので読んでみたが、もともと合衆国憲法は議会が政策過程の主導権を握る前提であったこと、ニューディール期に憲法改正なき大統領制の転換があったこと、アメリカの大統領は制度的にも政党指導者としても限定的にしか影響力を行使できないこと、1970年代まではリベラル・コンセンサスが存在していたこと、近年はハネムーン効果はほとんど確認できないことなど、いかに自分がアメリカ政治についてよくわかってなかったかがよくわかった。トランプ政権の4年を経て、本書執筆時から状況が変わっているところもあるが、現在また今後のアメリカ政治について考える上で必読の書であるといえる。

Posted by ブクログ