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頼朝と街道 鎌倉政権の東国支配 歴史文化ライブラリー435
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頼朝と街道 鎌倉政権の東国支配 歴史文化ライブラリー435

木村茂光(著者)

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頼朝と街道 鎌倉政権の東国支配 歴史文化ライブラリー435

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 吉川弘文館
発売年月日 2016/10/01
JAN 9784642058353

頼朝と街道

¥880

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2023/05/15

街道と物流の視点から鎌倉幕府成立史を捉え直そうとする内容。鎌倉以前の東国交通の要として都市平泉を重視・前提とした上で、物流の拠点都市として鎌倉と接続する街道がいかに整備されていったかが論じられていて興味深い内容だった。

Posted by ブクログ

2017/04/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なぜ、頼朝は鎌倉に幕府を作ったのか? 「海人・野鼠」の住む荒地だった鎌倉に武家社会を束ねる都市を作った理由は、東国にあった大国平泉を抑え、東国一帯から北海道に至るまでの膨大な財産を抑えつつ、天皇を中心とする朝廷の中心地たる京都との中継点であったこと。 歴史小説を読む場合、あまり実際の位置や地形を考慮しつつ読むことは多くない。 本書は、実際の地理を歴史書に詳細に落とし込み、地形を克明に描き出している。 その分析は、都市鎌倉についてのみならず、鎌倉から平泉へ至る東山道、そして鎌倉から京都へと至る鎌倉街道から東海道と広範囲に亘っているが、個人的には地理を詳しく思い浮かべられる範囲であったので、より興味深く内容を読むことができた。 ところどころに差し込まれた図表も、その理解を深める材料として適切であり、かなり面白かった。 また、当時を研究する題材として「吾妻鏡」しかないがとくぎを刺しているところなど、研究題材が勝者の歴史であるという点にもきちんと指摘されているのが、より信頼性を高めてくれるものであった。

Posted by ブクログ

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