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大学経営とマネジメント
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大学経営とマネジメント

新藤豊久(著者)

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大学経営とマネジメント

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東信堂
発売年月日 2016/09/01
JAN 9784798913780

大学経営とマネジメント

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2016/11/12

本書は「大学経営とマネジメント」に関する教科書ではない。まえがきにもあるように各章は独立した内容となっている。全体のスタイルとしては、著者自身のオリジナルの構想を紹介することを目的とし、引用文献からの言説で補強したものと思われる。よってそれぞれの章は、学術的な知見を加味した実践報...

本書は「大学経営とマネジメント」に関する教科書ではない。まえがきにもあるように各章は独立した内容となっている。全体のスタイルとしては、著者自身のオリジナルの構想を紹介することを目的とし、引用文献からの言説で補強したものと思われる。よってそれぞれの章は、学術的な知見を加味した実践報告や随筆の性格が強い。査読付きの「論文」がどれだけ含まれているか、本書内からだけではわからない。 第3章で語られている「大学経営学」は、アイディアとしては意欲的であり、また期待したいところだが、「学」(学問)としての研究の蓄積は未だ不十分であり、経営学の例を見るまでもないが多くの年月を要す。大学経営学の修得を志す学者の数もそう多くないだろうし、個別経済学や科学的管理法といった分野から専門分化した経営学のように、ある意味での学界が成立して切磋琢磨されるかどうか疑問である。学問としての体を成すには膨大な量の研究と議論が必須となる。 しかし著者がいうところの「実践のなかで経験し知りえた知識・情報の活用、並びに、マネジメントによる各種事業の成功事例や失敗事例の内容を分析し理論化する力が必要」(p.51)との主張に異論はない。ただ事案の軽重によるのだろうが、相応のコストをかけ手続きを経てアカデミアで実施するより、我が国の伝統的なお家芸のように、職場において職階にこだわらずに工夫や改善で処理されるべきものの方が多いのではないか、と思う。

Posted by ブクログ

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