マンション投資で「負け犬老後」にオサラバする！ マンガと図解で徹底解説！

山越尚昭(著者)

• 販売会社／発売会社: すばる舎
• 発売年月日: 2016/09/01
• JAN: 9784799105320

商品レビュー

2018/05/24

【感想】
何とも胡散臭くて、つっこみどころの多すぎる本。
帯にもあるくらい社長本人の主張が強いが、少し凶悪すぎるツラしてないか？
まぁ不動産投資の会社が製作した出版物なんて、この程度だろう。

首都圏物件ゴリ押しについて。
確かに人口のパイは今後も安心だが、そもそも競合物件が多くてローンも高い不動産ってリスク高くないのかな？
本には「空室リスクも恐るるに足らず」とか書いちゃってるけど。笑
リース会社が保証しきれないこの現状で、大口を叩かない方がいいと思う。

他にも沢山あるけれど・・・
総論、この会社の販促物にしか見えない。
穴だらけの理論。
つっこみどころ満載。
しょーもない営業ツール。
管理会社が潰れるリスク！とか言っているが、管理会社よりこの会社の倒産リスクのが高いんじゃないの？

確かに他の投資と比べて不動産は手堅いイメージがあるが、「不動産が完璧！」と言い切っているこの本は中々悪質だったな。
生保代わりにはなるかもしれんが、資産形成の面では期待できない。

まぁこういう本もあるんだなという感覚で読み終えました。

【内容まとめ】
1.投資経験がない方にとって、株式や為替などのハイリスクな投資商品は怖い。
　また素人が継続的に利益を上げることは、年々難しくなっている。
2.老後生活の生活費は最低でも月27.5万。ゆとりある生活をしたいなら月35.4万。もらえる年金は22.1万
3.選択肢は、「首都圏の新築もしくは築浅ワンルーム」一択！人口減の影響も受けにくい
4.営業の対応が早いか？早さだけでなく的確な対処ができるか？疑問にはきちんと答えるか？問題時に嫌がらずに相談に乗るか？
　また、担当が退職した後もチームでフォローできる体制ができているかどうかも判断基準

【引用】
年収400万円からのマンション投資で、もう「老後のお金」には困らなくなる！

p3
記録的な低金利と、時間の経過とともに物価が上がっていくインフレが同時に到来している。
また年金システムの制度疲労は如何ともし難く、老後の生活資金に大きな不安を抱えている事は否定できない。

何らかの投資を考えるが…

投資経験がない方にとって、株式や為替などのハイリスクな投資商品は怖い。
また素人が継続的に利益を上げることは、年々難しくなっている。

そのような危ない橋を渡らなくても、高い運用益を狙える投資がマンション投資！！

p13
老後生活の生活費は
最低でも月27.5万
ゆとりある生活をしたいなら月35.4万
もらえる年金は22.1万

年金だけでは「ゆとりある生活」には月13万円以上足りない。
また将来は数万～10数万円は少なくなる？

p46
・定期預金はもはや意味ナシ、株や為替などはリスクが高い
株はハイリスクハイリターン、また投資家自身が常に勉強する必要もある。
運に左右されるし、そもそも相手が最先端のAIや企業、投資ファンドなどのプロとハンデなしの真っ向勝負が必要になる。

p52
・マンション投資こそ最適な投資方法
物件を選んで購入してしまえば、その後は基本的にほったらかしで、特に何かをする必要がない。

p114
・マンション投資最大のリスクは空室リスク
→このリスクを避けるには？
「良い物件」
「信頼できる管理会社」

p122
選択肢は、「首都圏の新築もしくは築浅ワンルーム」一択！
一都三県の都市部
人口減少のあおりも少なく、かなりの企業も首都圏に本社をおいているし、大学生や外国の居住者と首都圏が多い！
人口減という最大のリスクは一番低い！
→いやでも元手多いし、家賃減も避けれないし、そもそも競争率激しいから空室リスクからは逃れられなくね？
分母が多いだけやん。

人口のパイは今後も安心だが、競合物件が多くてローンも高い不動産ってリスク高くないのかな？
本には「空室リスクも恐るるに足らず」とか書いちゃってるけど。笑

p203
担当の営業の対応が早いかどうか、早いだけではなく的確な対処ができるかどうか、疑問にはきちんと答えてくれるか、問題が起きた時に嫌がらずに相談に乗るかどうか。
また、担当が退職した後もチームでフォローできる体制ができているかどうかも判断基準