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武士語事典 使って感じる日本語文化の源流
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 明窓出版 |
発売年月日 | 2016/10/01 |
JAN | 9784896343663 |
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武士語事典
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武士語事典
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
日常会話を面白くしたいと思って武士語を勉強してみようと思い立った。意外と武士語使ってるかも(方言などで)。 事典部分よりも1章目のなりたちの解説が思いの外ためになった。
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江戸時代に入り泰平の世では、戦士としての武士の存在価値はない。華々しく戦う舞台もなく、生産手段を持たない武士が、遊民とならず四民のトップとして尊敬を集めるためには尊敬に値する姿、立ち居振る舞いを身につける必要があった。死をも厭わない覚悟と勇気。武士道とは人間がどのように行動すれば...
江戸時代に入り泰平の世では、戦士としての武士の存在価値はない。華々しく戦う舞台もなく、生産手段を持たない武士が、遊民とならず四民のトップとして尊敬を集めるためには尊敬に値する姿、立ち居振る舞いを身につける必要があった。死をも厭わない覚悟と勇気。武士道とは人間がどのように行動すれば美しいかを追及する究極の「行動美学」。これを具現化する一つのツールが武士語。庶民の言辞にはない格調の高さを漂わせる。一つひとつの用語に、意味に加えて歴史的背景などの記述もあり、読み物のような面白さがある。「あ」から順番に読んでもいいし、興味深い言葉のみを拾い読んでもいい。日頃の話柄の中にちりばめれば、ちょっとしたアクセントにもなる。明日からの会話がちょこっと楽しみになる一冊。
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真面目なんだかふざけてるんだか。 本書の目的は単なる知識としての武士語の理解ではなくて、日常の会話、文書にさりげなく武士語を散りばめて面白さを演出できるのでは、って。 とはいえ、中身はやっぱりまじめに書いてある、ように思う。 日本は方言もそれなりにあるから、他藩と意思疎通す...
真面目なんだかふざけてるんだか。 本書の目的は単なる知識としての武士語の理解ではなくて、日常の会話、文書にさりげなく武士語を散りばめて面白さを演出できるのでは、って。 とはいえ、中身はやっぱりまじめに書いてある、ように思う。 日本は方言もそれなりにあるから、他藩と意思疎通するときの標準語として、謡曲や幸若舞が使われた。このあたりが僕らの武士語の根底になっているっぽい。 書名はそんなわけで事典だが、辞典も掲載されている。というか、大部分は辞典。 「あいや」 武士が自分と同格か目下の者に呼びかける言葉 「うろんな」 怪しい、正体不明、不審な 「なにやつ」 誰であるか、の、ののりしりの意を含めた言葉 なんて具合に。 そして最終章は候文の書き方、読み方。なかなか理解しがたい構成ではある。 あとがきに『絶対にやってほしいことを部下に頼むとき、「絶対にやれよ」では角が立つけれども、「では、しかとお頼み申したぞ」と言えばかなり緊張感も解け、相手の人格への尊重のニュアンスも表現できますし、こちらの強い意志も伝わります』とある。 武士語、そんな扱いでいいのかしら…。目的がはっきり記してある本なのに、むしろ五里霧中でござる。
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