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読んでいない本について堂々と語る方法 ちくま学芸文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2016/10/06 |
| JAN | 9784480097576 |
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読んでいない本について堂々と語る方法
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商品レビュー
3.8
117件のお客様レビュー
タイトルはふざけて見えるが、中身もまあまあふざけていて(おい)、でもテクスト論としても、批評としても見事な本。そうだよな~、確かにテクストの内容ってそもそもが不鮮明極まりなく、何かがそこに”無い”とはなかなか確信できないものだよね。 >ある書物について語るということは、その書物...
タイトルはふざけて見えるが、中身もまあまあふざけていて(おい)、でもテクスト論としても、批評としても見事な本。そうだよな~、確かにテクストの内容ってそもそもが不鮮明極まりなく、何かがそこに”無い”とはなかなか確信できないものだよね。 >ある書物について語るということは、その書物と同じ時を過ごしたことを意味しない。時間ではなく、空間として、読者は読み始める前から常に関わっており、その書物の言説はすでに私たちの内にある。P.425 なるほどな~。
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哲学書のように堅めの本です。 そして、読み終わったときに思うのは、やっぱり気になった本は読み続けていこうということです。 自分にとって合わない作品などは流し読みしてしまうこともありますが、「読まない」という行為自体が、自分には最も合わない行為だなと強く感じました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
書物至上主義を当たり前に受け入れてしまっていた自分に気づき、本を読むことの「正しさ」ではなく「多様さ」を考えさせられるなかなか興味深い本だった。何より、淡々と真面目に論じていることが面白い。 私たちはいつからか 1. 本は読まないより読んだ方がいい 2. 本を読むとは、最初から最後まで読むことであり一部しか読んでいないのは読んだことにはならない 3. 本について語るにはその本を読んでいないといけない という規範を勝手に受け入れてしまっている。 著者はそれを一旦脇に置いて、それぞれの規範はそんなに大切じゃないことを論じていた。 なんなら、本を読むことはむしろ自由を妨げ、創造することを阻害する営みですらあるという。 暴論とも思しき箇所もありつつ、この本の中に散りばめられた巧妙な仕掛けにやられるという、なんとも悔しい本。 「読み終わる」頃には本を読むことのイメージが瓦解し、次の本を読むハードルが下がっていた。 こうしてこの本もまた通読してしまったわけであるけれども。
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