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町のなりたち 日本民衆史5
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町のなりたち 日本民衆史5

宮本常一(著者)

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町のなりたち 日本民衆史5

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 未来社
発売年月日 1968/02/01
JAN 9784624221058

町のなりたち

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2017/01/21

(01) 柳田國男の「都市と農村」の延長にある仕事といえるかもしれない。全編を通じて農村や村との関連から「町」の成立が描かれている。ここでも「村のなりたち」と同様に古代の駅制や渡来人から説き起こし、仮設と常設の市、宿場町、城下町、門前町といった類型とその成立をダイナミックなモデル...

(01) 柳田國男の「都市と農村」の延長にある仕事といえるかもしれない。全編を通じて農村や村との関連から「町」の成立が描かれている。ここでも「村のなりたち」と同様に古代の駅制や渡来人から説き起こし、仮設と常設の市、宿場町、城下町、門前町といった類型とその成立をダイナミックなモデル(*02)で説明している。また、商業だけでなく、工業を担う職人と町の関係も読み取ることができる。 (02) 交通や流通の節として、そして農村からの浮浪の一時停滞として、機能性からも町の成り立ちを説いているが、こうした町が、自治的で自律的な町へと変質する機会が少なかったことも、著者は、執拗とも言えるぐらいに、そしてややその限界に対して不満そうに、語っている。それは最終章で近現代の都市を語る口吻にも通じるものがある。

Posted by ブクログ

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