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リジェクション 心臓と死体と時速200km
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2016/09/01 |
JAN | 9784062201759 |
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
もうすぐ17歳の女の子アシュレイが思わぬ事故で心臓に致命的な傷を負い,幸運なことに心臓移植されて助かる.それを境にアシュレイの性格などが変わりそしてというお話.恋愛あり,死体が登場してミステリーありの成長物語.そして移植された心臓にドナーの心は残っているのかという問いの答えはわか...
もうすぐ17歳の女の子アシュレイが思わぬ事故で心臓に致命的な傷を負い,幸運なことに心臓移植されて助かる.それを境にアシュレイの性格などが変わりそしてというお話.恋愛あり,死体が登場してミステリーありの成長物語.そして移植された心臓にドナーの心は残っているのかという問いの答えはわからないが,なんか本当にありそうな気がした.
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リジェクションとは、拒絶反応のこと。事故のために心臓移植を受けて生き延びたアシュレイという少女が主人公。舞台は現代イタリア、霧深い時期のロンバルディア平原。 他人の臓器を自分の身体に取り込むのだから、拒絶反応が起きるのは当然で、それを薬で抑えつつアシュレイは生きている。それだけ...
リジェクションとは、拒絶反応のこと。事故のために心臓移植を受けて生き延びたアシュレイという少女が主人公。舞台は現代イタリア、霧深い時期のロンバルディア平原。 他人の臓器を自分の身体に取り込むのだから、拒絶反応が起きるのは当然で、それを薬で抑えつつアシュレイは生きている。それだけでなく、彼女は移植をうけてからこっち、なんとも言えない違和感を抱えながら生きている。突然変化した嗜好、予期しない感情のゆれ、母親との葛藤、クラスメートとの間に築いてしまう微妙な壁。それらは皆、自分という存在を自分で受け止めて切れないことから来る違和感なのだけども、これをも含めて「リジェクション」だから、タイトルはうまいなあと思う。 アシュレイは日頃の鬱憤を晴らそうとして、バイクで遠乗りに出かける。偶然迷い込んだ田舎の民泊で、死体運びを手伝う羽目になり、そこから不思議な縁を得て自分を見直すきっかけを得る、というのが大筋の話。舞台はイタリアの田舎だけど、保守的で旅人に親切な土地の人の様子とか、不思議なくらい日本の山村と似ている。 悩める主人公→出会い→成長という王道のヤングアダルト文学だが、それだけでなく、文字で描かれた王道の少女漫画という面も持っている。実は、サブタイトルの「心臓と死体と時速200㎞」を見てミステリやサスペンスを期待していたが、蓋を開けてみればガチのロマンスだったのだ。主人公が思いを寄せる相手というのが、ズルいくらいにスペックが高くて(家業を引き受けながら大学で勉強し、古典に精通してしかも領主の家系ですよ。広い敷地の中に、先祖代々の肖像画が並ぶお城を持っているのですよ。イケメソであることは言うまでもなく)、前半はツンデレを貫こうとしていたヒロインが、後半でだんだんとろけてゆくさまを、ひたすら羨ましく思いながら読み進めており、正直、母親との和解のエピソードは印象が薄くなってしまったくらいだ。 読後感:やはり女の子は恋で救われるものなんだろうか。
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事故で心臓にダメージを負ったアシュレイは、心臓移植によって生き返った後、自分のものとは違う記憶や性格を感じるようになる。スピードへの渇望のまま、母とのぎくしゃくした関係から逃げるようにバイクで高速道路を走っていたが、事故で通行止めになってしまう。柵の隙間から高速道路を降り、ガス欠...
事故で心臓にダメージを負ったアシュレイは、心臓移植によって生き返った後、自分のものとは違う記憶や性格を感じるようになる。スピードへの渇望のまま、母とのぎくしゃくした関係から逃げるようにバイクで高速道路を走っていたが、事故で通行止めになってしまう。柵の隙間から高速道路を降り、ガス欠の寸前で小さな宿にたどりついたアシュレイは、古風な言葉を話す不思議な青年に出会った。宿代代わりにその青年に頼まれた用事とは、2階の死体を階下に下ろすこと! ミステリー仕立てだが、家族との葛藤や成長、初恋も描かれて、アシュレイの幸福を願いたくなる物語。
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