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最果てにサーカス(3) ビッグC
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2016/10/12 |
JAN | 9784091892836 |
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最果てにサーカス(3)
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最果てにサーカス(3)
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商品レビュー
4.4
5件のお客様レビュー
以前読んだものを登録。 打ち切りになったのが勿体無い漫画。 文豪好き、中原中也好きの人には、一度読んでもらいたい。
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文士を本人とはかけ離れた姿形、人格で描かれるコミックにはもう辟易していた。 勿論彼等は生身の人間であり尚、私にとっては神様である。 文学史や文壇四方山話なんかは、毎度神々の戯れの様、古事記の様に読んでいる傾向があった。 そんな訳で、自分にとっての神々を無理矢理、人の形をした妄想の...
文士を本人とはかけ離れた姿形、人格で描かれるコミックにはもう辟易していた。 勿論彼等は生身の人間であり尚、私にとっては神様である。 文学史や文壇四方山話なんかは、毎度神々の戯れの様、古事記の様に読んでいる傾向があった。 そんな訳で、自分にとっての神々を無理矢理、人の形をした妄想の道具に貶められるのは御免だ。 だがそう言った面で本作は、本人と乖離した物語、全くのフィクションとして楽しむ事が出来る。 それはやたらめったらラメを塗りたくる様に、彼等をきらきらと輝かせる所業が見受けられないからである。 そして中原中也、小林秀雄等の繰り広げた愛憎劇が、実際に崇高なストーリー性を持つからだ。 目次ページに、「※本作は実在の人物を題材としたフィクションです」とある。 ここから彼等の人生は学べないが、作中に引かれる作品の素晴らしさに、はっとさせられる事はあると思う。 現に文学に親しむ前から中也に親しんでいた私も、また新鮮な視点で詩を読む事が出来た。 ラストシーンはどう転んだって褒められないが…。 <Impressive Sentences> 私は私自身を救助しよう
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※このレビューにはネタバレを含みます
文学者の小林秀雄と中原中也。 実在する二人の関係を軸にした物語。 ストーリーに組み込まれ引用される中也の詩と、作者の美しい絵に引き込まれる。これはすごい。 また中也のカリスマ性や憎めないキャラクターも読む側を引き込む。 2人は泰子という女性を巡ってお互いに対立しながらも、でも文学を極めんとする「同志」として共にあり続ける。互いを意識し、傷つけ合いながら高め合おうとする。なんという業深く、そして楔のように痛ましくも強い関係だろう。それに圧倒された。 作中の中也の言葉が印象的だ。 ''僕たちは生きている限り、 お互いをどこまでも傷つけ合って、 とことん地獄まで堕ちて掴むんだ――― 文学の''何か''を。'' 第一部終幕ということだけど続きはやってくれないのかしら。すごく読みたい!
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