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桃月庵白酒と落語十三夜
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2016/08/01 |
JAN | 9784041043172 |
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桃月庵白酒と落語十三夜
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落語家が普段何を考えて高座に上がっているか、ネタをどんな風に解釈しているか、過去の名人たちの得意なネタはどこがすごいかをものすごく下らなく、面白おかしく話したインタビュー集。落語は部室話ってのにものすごく納得した。しょーもないのが落語で、いまどきの完成された物語を求めるものとはち...
落語家が普段何を考えて高座に上がっているか、ネタをどんな風に解釈しているか、過去の名人たちの得意なネタはどこがすごいかをものすごく下らなく、面白おかしく話したインタビュー集。落語は部室話ってのにものすごく納得した。しょーもないのが落語で、いまどきの完成された物語を求めるものとはちょっと違うというのも腑に落ちた。 まあ白酒さんの凄まじいくだらなさに、読んでる途中で笑い声をあげることもしばしば。落語家ってのはしょーもない生き物なんだなあと感心した。
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落語というものがどうも構成至上主義、 ストーリー至上主義になりつつある。 時代の趨勢ともいえるが 落語とはこうであるという 「べき論」を語るのにこれらの要素が 適しているからである。 泣き所はここだ。 笑わせどころはここだなど ポイントを抽出して評論したがる。 しかし落語はそ...
落語というものがどうも構成至上主義、 ストーリー至上主義になりつつある。 時代の趨勢ともいえるが 落語とはこうであるという 「べき論」を語るのにこれらの要素が 適しているからである。 泣き所はここだ。 笑わせどころはここだなど ポイントを抽出して評論したがる。 しかし落語はそもそも省略の文化(再構築する)である。千両みかんを若旦那が食べれたのかどうかは見せてはいけない ただ、昨今は見せることもある。 観客に想像力を預けない。 簡単に完結してしまう。 確かに落語は文化だが 細かい取捨選択は演者である落語家に任せて 観客はもっと肩肘張らずに見るものなんだと思う。
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