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民主党のアメリカ 共和党のアメリカ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2016/08/01 |
JAN | 9784532169985 |
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民主党のアメリカ 共和党のアメリカ
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
「米国リベラルは反日」という印象を多くの人が持っている。それは間違いではないが、「なぜか?」は分からない人が多いのではないか。本書を読めば、米国にはふたつのカルチャーがあり、その思想の源、歴史的経緯、地理的要因がどう結びついていったのか知ることができる。すなわち民主党カルチャーは...
「米国リベラルは反日」という印象を多くの人が持っている。それは間違いではないが、「なぜか?」は分からない人が多いのではないか。本書を読めば、米国にはふたつのカルチャーがあり、その思想の源、歴史的経緯、地理的要因がどう結びついていったのか知ることができる。すなわち民主党カルチャーは「正義の希求」にあり、共和党のそれは「懐疑」である。まさしく日本の保革対立の図式にも似た構図がより根深い形で存在する。我々が米国リベラルに抱く印象、「米国式の押しつけ」「傲慢」「二言目には日本の批判」は、自らの正義への絶対的肯定から発しているのであって、彼ら自身は反日とは思っていない。それはしばしば有難迷惑だが、彼らは話せば分かると信じているので厄介なのだ。反捕鯨運動にも通じるものがある。その点、異文化は異文化として認めてくれる共和党カルチャーとは折り合いがつけやすい。「孤立主義者」志向の彼らは、他国の事情に首を突っ込もうとしないし、「正義」を絶対的には考えないからだ。 本書は映画、連ドラ、スポーツ、ビジネスに流れるふたつのカルチャーの存在を解説し、米国の特殊な事情を分かりやすく公平に読み解いていく。アメリカ自身も苦しい曲がり角に差し掛かっていることも分かる。これからアメリカ人と、特に民主党カルチャーとどうつき合えばいいのかを知るうえで有用な知識を提供してくれる好著であるといえる。
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次期大統領選前に読了 民主党と共和党の対立軸、歴史、文化、支持者に加え、ポピュリズムの影響など学ぶことが多々あった。 アメリカの民主主義に対する強烈な思い、財政を含めた地方分権、党議拘束(クロスボーディング)の違いに触れた今、アメリカのニュースが以前とは異なって見えます。
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※このレビューにはネタバレを含みます
アメリカ大統領の本選挙がまじかに迫り、民主党と共和党の戦いも最終局面となりました。 日本人にとって分かりにくい部分もある二大政党の対立。 それぞれの党がどのような思想をもって政策を立案し、どのような支持者に支えられているのか。 歴史的な背景から両党の価値観や文化を分析する本書は、アメリカの民衆が、アメリカ社会をどのようにとらえ、また働きかけているかを分かりやすく伝えてくれます。
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