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真田信之 父の知略に勝った決断力 PHP新書1064
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2016/09/17 |
JAN | 9784569830438 |
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真田信之
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
その生い立ちから最期まで93年の長い生涯を辿る一冊。真田期上田城についての検討や、内政の具体的な様相など、ただ事績を追うだけでは見えてこない統治の有り方がうかがえて面白い。真田領におけるキリシタンの事例は興味深いものがあった。
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真田丸の歴史考証を担当していた平山先生による 真田幸村の兄であり初代松代藩主真田信之の本。 華々しく散った弟幸村と対照的な生き方をした兄。 以前松代に旅行に行った時に存在を知り、 真田丸でも真田太平記でも弟より彼に惹かれた。 実態はどうだったのだろうと思い読んでみた。 読んで...
真田丸の歴史考証を担当していた平山先生による 真田幸村の兄であり初代松代藩主真田信之の本。 華々しく散った弟幸村と対照的な生き方をした兄。 以前松代に旅行に行った時に存在を知り、 真田丸でも真田太平記でも弟より彼に惹かれた。 実態はどうだったのだろうと思い読んでみた。 読んでみて「苦労人」という言葉が思い浮かんだが、 意外なことに若いころは猛将だったようで、 有名な忍城攻めにも参加しており、 昌幸の反対を押し切り強硬策をしている。 他にも松代は譜代が藩主になった重要な地であり、 秀忠の信之に対する信頼の現れだったなど、 色々と新しい知見が得られて面白かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
真田信之を通じて、教科書では洗う事のない江戸初期の政治事情・風土が分かる まだ、戦国を引きずる武将が多くいるじだいは、行政を行う立場は大変な事と想像できる 大河ドラマ大泉洋を重ねてはイケないが、生真面目に法理主義を貫く一方で戦国大名の気性が垣間見れるのは、平山先生の筆力のおかげかも知れない 徳川方についたタイミングとかが通説とちがうとなると、行動の理由がガラリと変わる 江戸初期の豊臣家と徳川家の態度は今まで習った歴史と違う、考えればそうかなと思う事もあるが、家康の晩年も豊臣政権だったと言えなくもない 浅間山噴火や飢饉によりヒドイ状態からの経営だった 松代藩を見すぎて藩をつぶした、騒動もおきたラストだけは人知の及ぶところではないのかもしれないが切ない
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