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ばけもの好む中将(伍) 冬の牡丹燈籠 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2016/09/16 |
JAN | 9784087454963 |
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ばけもの好む中将(伍)
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商品レビュー
3.7
24件のお客様レビュー
ばけもの好む中将こと、左近衛中将宣能に怪異めぐりに付き合わされる、 主人公の右兵衛佐宗孝の物語、第5巻。 宣能は、怪異めぐりに行くことがなくなり、案じていた宗孝は、 宣能のために、姉に怪異を聞き、怪異めぐりの下見をし、宜芳を誘う。 その一方、東宮が恋をし、それに巻き込まれていく...
ばけもの好む中将こと、左近衛中将宣能に怪異めぐりに付き合わされる、 主人公の右兵衛佐宗孝の物語、第5巻。 宣能は、怪異めぐりに行くことがなくなり、案じていた宗孝は、 宣能のために、姉に怪異を聞き、怪異めぐりの下見をし、宜芳を誘う。 その一方、東宮が恋をし、それに巻き込まれていく。 宣能に対する、怪異は苦手(平安時代の人の大半が苦手)の中で、宗孝は、 無理をしてでも、宣能のために行動している姿が、出世のためか、 友達としてなのか、それとも・・・、その一方の東宮はなぜ、好きになった 相手に身分を明かそうとしないのかが、どこかのファンタジーの恋愛的 要素をていしていて、6巻以降に新たな展開があるのかないのか気になるところ。
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前巻で殺人があってテンションが下がっている宣能、姉に焚き付けられたこともあるけれど、心配して奔走する宗孝の健気さ!春若(=東宮)の煩悶、微笑ましいですね。「芥川」大作戦には大爆笑! 恋敵が十郎太って、今後どうなりますかねぇ。潑剌とした十二の姉上、自分らしい生き方を諦めないでほしい...
前巻で殺人があってテンションが下がっている宣能、姉に焚き付けられたこともあるけれど、心配して奔走する宗孝の健気さ!春若(=東宮)の煩悶、微笑ましいですね。「芥川」大作戦には大爆笑! 恋敵が十郎太って、今後どうなりますかねぇ。潑剌とした十二の姉上、自分らしい生き方を諦めないでほしいですね。
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十二の姉の心身ともに壮健な姿が笑えてしまうというかなかなかいいなあ。神出鬼没の十の姉も期待に違わず登場する。元気のない中将や初草の君を気遣う主人公も健気だね。
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