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シャルロット・ロベスピエールの回想録をひもとく
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文芸社 |
発売年月日 | 2016/09/01 |
JAN | 9784286175140 |
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シャルロット・ロベスピエールの回想録をひもとく
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歴史的にギロチン送りで有名なロベスピエール。 恐怖政治の黒い印象が真っ白になるわけではない。 が、灰色ぐらいにはなる。 彼もまた革命期に命を狙われた人であったらしいし、地元で名声を得ていたり、近い人からの評判は悪くなく良くも悪くも清廉な人であったのはそうらしいし。 妹シャルロット...
歴史的にギロチン送りで有名なロベスピエール。 恐怖政治の黒い印象が真っ白になるわけではない。 が、灰色ぐらいにはなる。 彼もまた革命期に命を狙われた人であったらしいし、地元で名声を得ていたり、近い人からの評判は悪くなく良くも悪くも清廉な人であったのはそうらしいし。 妹シャルロットさんの言葉もひとりの人としての言葉として、ありそうな感じだし、そこから実相を想像するのにも幅があるのと相手には相手の言い分があるんだろうなという感じ。 人生の終盤に歴史的な評判と戦う気になるのは彼女にとっての兄の実際と乖離したものに思えたからなんだろうなと思ったり。 もっと色々読んでみたいなと思った。
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マクシミリアン・ロベスピエールの妹シャルロットが兄の名誉回復のために著した回想録の抄訳版。幼少期からのマクシミリアンの経歴、ペティヨン、ロラン夫人、フーシェ、マラー、ダントン、カミーユ・デムーランなどの革命家たちとのマクシミリアンの交流、革命の最中に生じていた兄弟たちとの不和など...
マクシミリアン・ロベスピエールの妹シャルロットが兄の名誉回復のために著した回想録の抄訳版。幼少期からのマクシミリアンの経歴、ペティヨン、ロラン夫人、フーシェ、マラー、ダントン、カミーユ・デムーランなどの革命家たちとのマクシミリアンの交流、革命の最中に生じていた兄弟たちとの不和など、革命に邁進したマクシミリアンやその他の人々の個人的な肖像を興味深く描き出している。もっとも、マクシミリアンが寄宿していたデュプレ家の夫人や長女、弟オギュスタンとのニースへの旅に同行したリコール夫人への非難など、兄弟たちを取り巻く女性たちとの関係でいわれのない中傷をうけ、苦悩する自らの姿も描き出しており、革命期における一人の女性の感情生活をたどるという意味では、単にマクシミリアンの思い出のよすがというだけでなく、シャルロット個人の興味深い伝記でもあろう。
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