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ぼくたちは今日も宇宙を旅している 佐治博士のこころの時間
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2016/09/01 |
JAN | 9784569833828 |
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ぼくたちは今日も宇宙を旅している
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
佐治晴夫さんの人生の考えについて様々な面から描かれていた。よくも悪くも一事象について深掘りはしておらず、非常に読みやすいと感じた。
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佐治博士のロマン溢れる宇宙科学の話が学生の頃から大好きだった。命の終焉が見えてきた博士の人生論は、包み込むようにこれからを生きる若者を励まし、真実に目を向けるよう優しく促す。その慈しみに満ちた眼差しの広さと深さは宇宙そのもの。 穏やかに語られる博士の言葉は、バッハのプレリュードに...
佐治博士のロマン溢れる宇宙科学の話が学生の頃から大好きだった。命の終焉が見えてきた博士の人生論は、包み込むようにこれからを生きる若者を励まし、真実に目を向けるよう優しく促す。その慈しみに満ちた眼差しの広さと深さは宇宙そのもの。 穏やかに語られる博士の言葉は、バッハのプレリュードに乗って雨だれのように、乾いた心の土に染み渡る。 ●からだを構成する数十兆の細胞の内、数千億は一晩で入れ替わる。ということは、昨日と同じ自分は、もうどこにもいないということ。何回でも新しい自分になれる。毎日毎日新しい自分。細胞は壊れたり、造られたり。だから、昨日の自分にくよくよするのさ、まったく意味がないんですね。 ●これまでが、これからを決めるのではなく、これからどう生きるかによって、過去の価値は新しく塗り替えられるのです。未来が過去を決める。今、この瞬間、今日という日をどう生きるかが、人生の意味や価値を決めるのだと思えば、毎日毎日ワクワクします。 ●星を見るということは、広大無辺の空間と広大無辺の時間を同時に体験すること。 ●あきらめるとは、明らかにすること。欲しいものをあきらめらるのは、代わりになる価値を見出すことができるから。 どんなに小さなことでも、あなたがする事で、どういうふうに波及効果が広がっていくかに気づけば、変われる。 ●快適だという状況には、必ずゆらぎがある。宇宙も138億年前、小さなゆらぎから起こった。健常な状態の人の脳波や心拍の変動は、自然界のゆらぎに近い。亡くなる直前の心拍はメトロノームのように規則正しく打っていて、それが一拍抜け、二拍抜け、心拍停止になる。ゆらがないで規則的なのが異常。ゆらぐというのが生きている証拠。ゆらぎがないのはある意味で精神疾患。一つのことに取り付かれてしまい、ゆらぐことができたくなっている。だから迷ったっていいんです。希望というゴールを見失わなければ。 ●赤ちゃんの発育過程で、臓器のでき方を見ていくと、一番丁寧に作られるのは聴覚。認知症になっても、まず歌詞を忘れ、次に旋律。リズムは最後まで残る。脳死の状態でも、耳は働いているらしい。アダムも神を見なかったが神の声を聞いた。だから目で読んではダメ。声に出さなきゃ。 ●自分とは自然の自と、分身の分。水も水ではない水素と酸素からできている。自分は自分からできているのではない。 ●チャンスは待っててもこない。気づくかどうか。
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時代は科学テクノロジー全盛。宗教は信ずれば救われると言う金儲け主義の新興宗教が蔓延る時代。そんな時代を軽やかに優しくわかりやすい言葉で説いてくれる佐治先生の書籍。お釈迦さんが残した優れた経典に迫る素晴らしくかつスンゴイ書です。手元に携え、自身が何かに立ち止まった際にすっと引き出し...
時代は科学テクノロジー全盛。宗教は信ずれば救われると言う金儲け主義の新興宗教が蔓延る時代。そんな時代を軽やかに優しくわかりやすい言葉で説いてくれる佐治先生の書籍。お釈迦さんが残した優れた経典に迫る素晴らしくかつスンゴイ書です。手元に携え、自身が何かに立ち止まった際にすっと引き出し目をお通す副読本としたい。出逢えたことに感謝
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