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やさしい日本語 多文化共生社会へ 岩波新書1617
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2016/08/01 |
| JAN | 9784004316176 |

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やさしい日本語
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商品レビュー
4.2
21件のお客様レビュー
移民を受け入れると犯罪が増えると言われるのは日本人が、外国人が住みやすい居場所をつくってあげられていないからだと納得した。 外国人に対しての社会的保障が手厚く、日本人が受け入れる姿勢をとれば、安定した地域社会を作ることができる。 やさしい日本語を使うことは日本人自身の日本語力をあ...
移民を受け入れると犯罪が増えると言われるのは日本人が、外国人が住みやすい居場所をつくってあげられていないからだと納得した。 外国人に対しての社会的保障が手厚く、日本人が受け入れる姿勢をとれば、安定した地域社会を作ることができる。 やさしい日本語を使うことは日本人自身の日本語力をあげることにもつながり、情けは人の為ならずと言われるように自分のためになる。日本人の態度にも問題があるので、聞きなれない日本語に嫌悪感を抱かず寛容さを身に付け、言語的ホスピタリティをもつことが大事だとわかった。将来日本語教師になったとしたら、日本語を教えるのではなく学びあう意識を大切にしたい。
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日本語学習者に必要な単語や文法を厳選して教えるという点は賛同できる。 しかし、「やさしい日本語」という言葉は聞こえはいいのだが、私はむしろ大きな疑問点が残った。 ・諸外国の公用語で「やさしい〇〇語」というような制度やサービスがあるのか。 やさしい中国語、やさしいアラビア語など...
日本語学習者に必要な単語や文法を厳選して教えるという点は賛同できる。 しかし、「やさしい日本語」という言葉は聞こえはいいのだが、私はむしろ大きな疑問点が残った。 ・諸外国の公用語で「やさしい〇〇語」というような制度やサービスがあるのか。 やさしい中国語、やさしいアラビア語など。 私はあまり聞いたことがない。あれば事例を紹介して欲しかった。 ・日本にいる外国人のうち誰を対象にしているのか。 そもそも移民を受け入れて、外国人労働者を受け入れることありきで設計されていないか。 コスト負担者と費用対効果は考えられているのか。 ・日本語をやさしくするより、重要なことがあるのではないか。 近年、移民と地域住民の軋轢が多く生じている。日本語学習環境が貧弱でも生活の中で身に着けて日本語がかなり流暢な人々もいる(おそらく「やさしい日本語」がなくても日本語をある程度話せている状況)。しかし、日本語がうまくなるだけでは共生がうまくいかないことを逆に示してしまっている。学ぶべきは日本の文化や国・地域に根差したルール、法令を守ることなどを理解することではないか。 ・「やさしい〇〇語」は本当に「やさしい」のか? 「やさしく」することが本当の優しさなのか? 例えば、中国語の漢字をピンインで表記するように変えて、たとえ読めたところで単語の意味や文法を知らなければ、あまり意味があるものではない。 重要なニュースや緊急性の高い連絡事項など、形式的な情報の伝達に限れば、翻訳ツールなどを駆使して対応した方がむしろ時間・人手・金をかけずに様々な外国語話者に対応できるのではないか。 本当に共生するためにはむしろ、自律的学習を促し、少なくともA1,A2レベルに早く到達し、通常の日本語を通して生活ができるようにしなければいけない。
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とてもためになった。 やさしい日本語がどういったものか、どのようにしたら多文化共生が実現するのか、著者の思い描く「やさしい日本語」に共感した。 日本語教員を目指す人には、やさしい日本語だけではない試験に出そうな内容もあって勉強になると思う。 そして、今まで自分の価値観でしか物を...
とてもためになった。 やさしい日本語がどういったものか、どのようにしたら多文化共生が実現するのか、著者の思い描く「やさしい日本語」に共感した。 日本語教員を目指す人には、やさしい日本語だけではない試験に出そうな内容もあって勉強になると思う。 そして、今まで自分の価値観でしか物を見ていなかったことに気付かされた。 例えば、道路標識のナマズや「墨字」という言葉。 道路標識のナマズは、地震の際にはこの道路は緊急車専用になりますという標識に書いてあるナマズの絵のこと。 これは、日本人であれば地震とナマズが結びつくが、異文化の人々には意味不明である。 そのため伝えたいことがきちんと伝わらない。 「やさしい日本語」の概念と真逆である。 「墨字」とは、点字ではない文字のこと(今読んでいるまさにその文字のこと)で、その言葉を知らなかったこと(というか、一般的に知られていない)。 点字という言葉はよく知られているのに、なぜ知られていないか。それは「普通のもの」だからである。(「男医」という言葉はないのに、「女医」という言葉があるのと同じ) 有標、無標については知っていたが、このような例を提示されると全く無自覚だったことに気付いた。 そのような意識を改めることも、やさしい日本語を考える上で重要なことだと思う。 また、「やさしい日本語」を使用することに対して、外国人に迎合していると考える人もいるようだが、著者がいうように「優しい日本語」を使用することは、日本語母語話者にとっても自身の日本語を磨く機会になると思う。 外国人やマイノリティーに対して排他的にならず、お互いにwin-winの関係を目指すべきだと思う。 今の国の政策は、それを全く実現できていないように思われる。 ただそれ以前に個々人の多文化共生に対する意識も低いと思うので、まずは本書を読んで考えることが大切だと思う。
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