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豆大福と珈琲

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2016/09/07 |
JAN | 9784022514110 |
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豆大福と珈琲
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商品レビュー
3
17件のお客様レビュー
2024.12.19市立図書館 自分が遅まきながら片岡義男にお近づきになった作「豆大福と珈琲」をひさびさに読み直してみたくなって借りてみた。 タイトル作「豆大福と珈琲」は朝日新聞に連載された小説(2014.10.1-11.1)、 「深煎りでコロンビアを200グラム」は「小説トリ...
2024.12.19市立図書館 自分が遅まきながら片岡義男にお近づきになった作「豆大福と珈琲」をひさびさに読み直してみたくなって借りてみた。 タイトル作「豆大福と珈琲」は朝日新聞に連載された小説(2014.10.1-11.1)、 「深煎りでコロンビアを200グラム」は「小説トリッパー」2016年春季号が初出、 残りの「鯛焼きの出前いたします」「この珈琲は小説になるか」「桜の花びらひとつ」は書き下ろし。 「豆大福と珈琲」なにが印象深かったのか、もはやすっかり忘れていたが、読み返してみて、主人公と幼馴染が結婚という制度と関係なくひとつ屋根の下で共同生活をしようとする、ただし男女はもちろん大人と子どもも対等に自立を尊重しあって暮らす、という展開が十年前は新鮮だったのだと思い出した。 「深煎りでコロンビアを200グラム」書かれたのは2016年だけれど、舞台は1998年で、さらに20年ほど前の若かりし日を回想するという内容で、古い小説を読んでいるような感覚だった。「クラッチ・ペンシル」がわからなくて、調べてしまった。 書き下ろし作品の書かれたタイミングはわからないが、いずれも前2作と同じような空気で、語り手の男性が喫茶店やバーにいく話であり、であう女性は洗練されてて話し言葉が品があってていねい、そして登場人物が長年気を遣い合いつつ男女の仲にならないのが特徴的。そして最後の「桜の花びらひとつ」はメタ小説っぽく、語り手=小説家がこの本に出てきたこれまでの話に出てきた人物が再登場してすれちがうような話を書こうとする話。 昔の映画化されたような作品はしらないけれど、これが片岡義男という作家の核にある世界なのだな、と感じた。
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何十年ぶりかに読んだ新作は、何ら変わりなくスマートな男女の会話とそれが相応しいシチュエーションが描かれていた。作風が殆ど変わっていないと感じる。唯一、タイトルが少しだけ普通になったかなぁ。一番好きなタイトルは、「一日中空を見ていた」かな。
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※このレビューにはネタバレを含みます
1. 豆大福と珈琲 2. 深煎りでコロンビアを200グラム 3. 鯛焼きの出前いたします 4. この珈琲は小説になるか 5. 桜の花びらひとつ 4つの物語の登場人物が5で一堂に別々に登場する短編集。 おしゃれな雰囲気の「物語」を、その場の空気感を想像しながら楽しむ本だなぁと思いました。ストーリー自体の面白さに引き込まれてぐいぐい読み進めるのではなく、珈琲を飲みながらその空気を想像する本。 わたしにはどの短編も登場人物を覚えるのがむずかしく、最後の桜の花びらひとつでうまくつなげて想像することができなかった。 全部が淡い雰囲気の物語で、難しかったなぁという印象です。
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