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光炎の人(下)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2016/08/31 |
JAN | 9784041041949 |
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光炎の人(下)
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商品レビュー
4.4
28件のお客様レビュー
木内昇さんの長編小説。明治~昭和初期の技師の話。 主人公の人としてのクズっぷり。技師としては才能があるのだろうけれど、技術だけしか頭になく、人としての情のなさにどんどん気持ちが暗くなっていく。
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一つの道を究めようとしている音三郎、男なら上昇志向は当たり前だし人として、世間に認めて貰いたい、この持ってる技術を知らしめたいと望むことはもちろん理解できる。 ただ、音三郎は余りにも不器用で世渡りも上手ではなかった。 出生の秘密を知ることが、本の帯にある「衝撃のラスト」なのかとおもったら、なんという結末…。 世界史の中での大戦前夜、満州事変など知識でしか知らなかったけれど軍人でも政治家でもないひとりの男がすべての社会から人から排除されてしまうなんて… ただ自分の腕を信じていただけなのに。 満州事変、関東軍など、改めてウキペでよんでみた。歴史に名を残せなかった数多の人間が死んでいった。
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トザと利平と。 ともに、自分のなすべきこと、と、思われることに従順でまっすぐで 盲信しすぎたあげくの悲劇。 信念をもって仕事をすること、 その仕事に囚われること 近眼になりすぎて大切な大局を 見つめられなくなること 悪ではない悪の描きかたが この人はほんとにうまい 悪ではない悪は タチが悪く、 そして かなしい
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