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サイボーグ化する動物たち ペットのクローンから昆虫のドローンまで
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サイボーグ化する動物たち ペットのクローンから昆虫のドローンまで

エミリー・アンテス(著者), 西田美緒子(訳者)

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サイボーグ化する動物たち ペットのクローンから昆虫のドローンまで

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白揚社
発売年月日 2016/08/01
JAN 9784826901901

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商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

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2020/08/18
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※このレビューにはネタバレを含みます

遺伝子組み換えの蛍光色の観賞魚。 幾ら当局が抽象的な倫理論を振り回して規制しようとしたって、愛好家達が「珍しいじゃん、コレ欲しい!」と思ってしまったら、歯止めがかからないのが現代資本主義経済ってもんよね。 でもペットはともかく、人間の口に入る家畜となると話が別で、経済優先にしてほしくないってのはご都合なワガママか。 でまた同じペット枠(?)にクローニングの話があり。一体作るのに何百何千の妊娠失敗が蔭にあるとなると、複雑な気持ちになる。理屈じゃなくて嫌悪感や愛着といった感情の問題になってくるしなあ。でも絶滅危惧種をクローンで増やすってのはなんか違う気がするし、「ウチのワンちゃん」の細胞を冷凍保存しておくのはもっとナニな気がする。 更に、傷ついた動物に人工装具を装着するのは、まあ、動物にとって有用なのか迷惑なのか、聞いてみる訳にはいかないけど、人間の都合で去勢しといて人工睾丸を装着するとか…せめてもの罪滅ぼし?もはや訳が分からない…(-_-;)

Posted by ブクログ

2020/07/23

原題は、Frankenstein‘s Cat. 動物に対するバイオテクノロジーの適用分野、事例を紹介するもの。 遺伝子組み換えで発光する熱帯魚(売るため)、有益な成分を多く含む乳を出すヤギ(薬剤、有効成分の大量生産のため)、ペットのクローン(飼い主のため)、事故で失った尾びれの代...

原題は、Frankenstein‘s Cat. 動物に対するバイオテクノロジーの適用分野、事例を紹介するもの。 遺伝子組み換えで発光する熱帯魚(売るため)、有益な成分を多く含む乳を出すヤギ(薬剤、有効成分の大量生産のため)、ペットのクローン(飼い主のため)、事故で失った尾びれの代わりに人工尾びれを装着するイルカ(イルカ自身のため)。 様々な理由で様々なレベルのテクノロジーの介入がある。本書では、それらを一方的に良い、悪いと判断するのではなく、事実として行われていること、それに対する賛否の意見をバランスをとって紹介する。 自然や動物に対する介入自体を否定する立場もあるが、人間の通常の活動が既に動物の生存、環境、進化に影響を及ぼしている現状に於いては、単に気持ち悪い、何となく反対では済まない。自分にとってはどこまでOK、あるいは積極的に肯定する範囲なのか、自分で考えないとダメよねということ。

Posted by ブクログ

2016/11/14

サイボーグ化というタイトルと表紙の絵で、先端科学万歳の話かとちょっと誤解をしたが、生命倫理の話であった。 「バイオテクノロジーは動物を幸福にするか?」という見出しにドキッとした。バイオテクノロジーは人間を幸福にするために生み出された技術だという刷り込みが自分にあった。あまりやら...

サイボーグ化というタイトルと表紙の絵で、先端科学万歳の話かとちょっと誤解をしたが、生命倫理の話であった。 「バイオテクノロジーは動物を幸福にするか?」という見出しにドキッとした。バイオテクノロジーは人間を幸福にするために生み出された技術だという刷り込みが自分にあった。あまりやられていないが、もちろん動物のためになることも出来るはずだ。 とはいえ、本書はやはり、人間が動物をいじる本。 発光するクラゲの遺伝子を組み込んだ観賞魚、グローフィッシュ。 グローフィッシュが幸せかはわからないが、苦しんでいるようには見えないのは確かだ、なる記述。 遺伝子組換えは背徳の技術、というイメージと、それが娯楽用だとなると、ますますなんだかなあ…と思ってしまうのだ、が。 ペットのクローンなる話。大抵の場合、飼い主より先に死ぬペット。これをクローニングでやり直すことが出来たら? これは光る魚と違って、急に自分にもリアリティがある話だ。なんだかよくないような気がするが、それ以上に失われるはずのペット(に近い生き物)が、また家族に加わってくれるなら。 でも、これが絶滅しそうな動物をクローニングで救う、となると、また別の世界の読み物として楽しむようになってしまう。人間(つうかオレ)はなんと勝手でバカなのか。 後半はまさにサイボーグ化で、動物にメカを仕込んで使役するというお話。いや、使役だけじゃなくて、装具で動物を救うことも出来る。 つまるところ、バイオテクノロジーはいいこともあるし悪いこともある、という印象。これは印象。ようするにどちらにも使えるということだ。バイオテクノロジーがいいわるいではなく、何に使うか、ということだ。その倫理、葛藤を愉しむ本、かもしれないが、なんかスッキリ愉しめないんだよなあ。 生命に手をいれるべきでない、と思いつつも、自分のことだとコロッと変わってしまうダメな自分に気づいたからかもしれない。けれど書かれていることは結構エキサイティングであるので、傍観的読書をするならおすすめ。

Posted by ブクログ

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