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青い海の宇宙港 秋冬篇
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2016/08/01 |
JAN | 9784152096302 |
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青い海の宇宙港 秋冬篇
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
春夏編の続編であり完結編。SFマガジンで連載を読んでいたので結末は知っている。だけど、小学生たちが地球を飛び出して深宇宙を目指すロケットの打ち上げに邁進する姿は気持ちがよく、何度でも読んでいて応援したくなる。 大人や各種組織を巻き込んで進めたプロジェクトであり、本作品の通りに進...
春夏編の続編であり完結編。SFマガジンで連載を読んでいたので結末は知っている。だけど、小学生たちが地球を飛び出して深宇宙を目指すロケットの打ち上げに邁進する姿は気持ちがよく、何度でも読んでいて応援したくなる。 大人や各種組織を巻き込んで進めたプロジェクトであり、本作品の通りに進めれば、自分たち(自分の子供たち)にも大きなことができるのではないかと期待を抱かせる。 ロケットを打ち上げた後も探査機は宇宙空間を自律的に飛んでおり、それをきっかけに天羽駆らが小学生を卒業し、中学・高校生になっても関係者とのつながっている。人が地域が地球が宇宙がつながっていることの証だろう。はやぶさ2のプロジェクトが進行中の今、改めて宇宙に目を向けるとロマンが見えてくる。
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春夏編と合わせて、たね島に宇宙遊学した主人公天羽駆の1年を描く。小学校6年生の主人公たちだからできること。大人を巻き込んでできること、そしてロケットを飛ばそうとする話。面白かったけど、作者の思いが、宇宙、生物、自然、神様と色々なことに飛ぶのを追いかけるのが、ちょっと大変かな。
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宇宙遊学生の美少女が、屋根から落ちるという事故のあと、ネット記事のスキャンダル追跡という落ち込み、逆境から、子どもが中心となって、深宇宙へ向かう宇宙ヨットを打ち上げる、という後半の盛り上がりはなかなかにわくわくさせられるものがあった。前半よりは面白い。 でもやはり、前半のテーマ的...
宇宙遊学生の美少女が、屋根から落ちるという事故のあと、ネット記事のスキャンダル追跡という落ち込み、逆境から、子どもが中心となって、深宇宙へ向かう宇宙ヨットを打ち上げる、という後半の盛り上がりはなかなかにわくわくさせられるものがあった。前半よりは面白い。 でもやはり、前半のテーマ的なばらばらさはまだ残っている。たとえば、宇宙ヨットのマスト開発において、バイオミメティクス的なアイディアを通して、宇宙工学+生物学という融合をはかろうとするなど、いろいろ努力はなされているのだけれど、その発見のシーンの描写的な淡白さもあり、感動はじゅうぶん伝わってこなかった。たぶん作者としても、「あんまり難しいこと書いてもわかってもらえないんじゃないか」という遠慮があって、絶対伝えてやるという熱情を保てなかったのではないか。 やはり主人公たちが小学生なのが、ひとつ大きな障害になっていると思う。これが高校生だったりすれば、せめて中学生ならもっとリアルに描けたのではないか。
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