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いまどきの子を「本気」に変えるメンタルトレーニング
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 秀和システム |
発売年月日 | 2016/08/01 |
JAN | 9784798047140 |
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
主に高校の野球部のメンタルトレーニングのコーチとして活躍する著者が、「持っている能力を発揮できない子」、「自分の殻に閉じこもっている子」、「前向きな行動ができない子」、「悪習慣が身についている子」、「何をやっても諦めやすい子」という「いまどきの子」に対して、どんな声かけ、働きか...
主に高校の野球部のメンタルトレーニングのコーチとして活躍する著者が、「持っている能力を発揮できない子」、「自分の殻に閉じこもっている子」、「前向きな行動ができない子」、「悪習慣が身についている子」、「何をやっても諦めやすい子」という「いまどきの子」に対して、どんな声かけ、働きかけをするのか、実例をもとに紹介していく本。 おれも教員なので、「いまどきの子」と接しているが、免疫がない世代には厳しいよな、と思う。特に自分が親だった場合。なので、この本は簡単に「いまどきの子」と典型的な声掛けパターンを知れるハウツー本として、結構機能するんじゃないかなと思った。納得したところや、役立ちそうなところなどのメモを以下に記録することにする。まず「積極性がないのは、損したくないから」(p.107)というのは、結構いまどきの人にはあるよな。「もらう」ばっかりで「与える」ということがない人たち(この一冊前にブクログで書いた『ひと』という小説は、主人公が「与える」話だったとも思うけど、そんな主人公は「いまどきの子」じゃない)で、すぐ「ダレトク?」みたいなことを言う。この前なんか何かの仕事をやってもらった図書カードの謝礼?ですぐ時給換算してみたりとか。「最近の子に多いパターンなのですが、とにかく損することを嫌う」(p.107)というのは、全くその通りだと思う。で、役割を与える、というのも割とオーソドックスなパターンだと思う。あとは子どものことというより自分のことだけど、自分は昔から本番に弱い。「脳は思っていることを実現する」(p.23)というのは、その通りらしく、本当にこうなったら嫌だなと思ったことがそのままそうなるパターンが多い気がする。今やっているドラマの「下剋上球児」で試合前に監督が「目を閉じて、自分のチームが勝ったことをイメージしろ」みたいなシーンがあったけど、この本にもだいたいそんなようなことが書いてあって、やっぱりスポーツやる人にはメジャーな、というか当たり前のことなのかなあ。おれスポーツやったことないから、全然その感覚が分からないけど、これはある程度年齢がいってしまったマイナス思考の大人にも有効な方法なのだろうか。本当のプラス思考とは、という話で「いくら強気を発言をしていても、それが『事前に最悪の状況をシミュレーションしてたから』ではなく、単に『ピンチから目をそらしているから』であれば、それは本当のプラス思考ではないのです」(p.151)ということで、でも最悪の状況をシミュレーションしたら、その通りに脳が動いてしまうんじゃないかと思って、それも怖いなあと思った。その他、「やらなかったらどうなる?」と問いかけるとか、スマホいじってばかりの生徒にはスマホをやってもいいけど「今すぐやるべきなのか、きちんと考えて、それでもやりたいなら、やるようにしよう」(p.220)と言うとか、色んなノウハウが詰め込まれていて便利。 ただこういう本を読んでおいてしかも役に立ったと言っておいてこう言うのもなんだけど、やっぱりおれ著者みたいな自己肯定感にあふれたプラス思考は出来ない人だから、この人おれとなんか違うし(というか正反対?)、こういう人身近にいたら絶対疲れるよな、という冷めた感じで常に読んでしまう感じがずーっとあった。ということを思うおれもいい年して「いまどきの子」なのかもしれない。(23/11)
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脳科学、脳の仕組みを効果的に利用する声かけの事例集。 たくさんの事例が紹介されているので、いくつか自分や部下、子どもたちにも当てはめられるなと思えるものが見つかるはず。 自主的に考えない、夢を持てない、自分で考えられない、やらなければとは思ってるんだけどなかなかスマホやマンガから...
脳科学、脳の仕組みを効果的に利用する声かけの事例集。 たくさんの事例が紹介されているので、いくつか自分や部下、子どもたちにも当てはめられるなと思えるものが見つかるはず。 自主的に考えない、夢を持てない、自分で考えられない、やらなければとは思ってるんだけどなかなかスマホやマンガから抜け出せない、やる気が感じられない、叱られたらすぐ凹む、すぐあきらめる、、、 ただ、メンタルトレーナーやコーチングの特訓を受けずに実践してみようとしてもすぐ難しいし、すぐ忘れそうだけど、まずはやってみないと始まらないよね。
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面白いと思ってすらすら読んだ。 とりあえず待ち、話を聞き、 問いかけて自分の意見を考える習慣をつけ、 ワクワクできる思考をつけてあげて、 そのことを中止するのではなくその 期限を設けて、小さな一歩を後押しする。 最悪のとき、やらなかったときを考えさせる。 ...
面白いと思ってすらすら読んだ。 とりあえず待ち、話を聞き、 問いかけて自分の意見を考える習慣をつけ、 ワクワクできる思考をつけてあげて、 そのことを中止するのではなくその 期限を設けて、小さな一歩を後押しする。 最悪のとき、やらなかったときを考えさせる。 イメージが大事。 声をかけ続けながら 子どもをよく観察して発想の転換も大事。
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