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イスラエル秘密外交 モサドを率いた男の告白 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2016/08/01 |
JAN | 9784102200667 |
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イスラエル秘密外交
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商品レビュー
4.6
5件のお客様レビュー
佐藤優さんオススメ本。 まず、こんなレベルの人が世界では活躍しているのかという驚き。日本はこんな人たちと互角に渡りあえるのか、真っ青になった。 最近の外交に至るまでの機密文書扱いレベルの事実を赤裸々に公にし、現代の過去から現代につながる中東問題を外交の視点から知ることができる。 ...
佐藤優さんオススメ本。 まず、こんなレベルの人が世界では活躍しているのかという驚き。日本はこんな人たちと互角に渡りあえるのか、真っ青になった。 最近の外交に至るまでの機密文書扱いレベルの事実を赤裸々に公にし、現代の過去から現代につながる中東問題を外交の視点から知ることができる。 色々なチャネルが存在し真っ当な外交ができていた古き良き時代がついこの前まで存在していたと思うと、現代はどれだけ困難な時代になったのか…。
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モサド(イスラエル国家の国益に資する秘密情報を収集し、また秘密工作を行う諜報機関)の長官になった方の回顧録。 自身が長官になるまでの、そしてなってからどのようなことをどのように考え、そして、行動したのかが詳細に描かれている。 「一見したところ、政府が公式に否定する以外に、いい方法はなさそうだった。しかし、これは信じてもらえないだろう。ただ関係ないと否定するだけでは信憑生がない。毎度おなじみの否認、ただの条件反射のように見られてしまう。」(343ページ)のように今の日本の政府に当てはまることもあるし、組織の責任論といったような諜報組織のみならず、組織全般にも当てはまるようなことも描かれており、とても勉強になった。 日本においても外務省だけでなく、モサドのようなとまではいかなくても、インテリジェンス機関を設立した方が国益にはかなうのではないか。それぞれの機関が相反することを言ったとしても、それが議論となり、より良い結論を出せるようになるのではないだろうか。
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ときに外務省に先んじて他国と交渉し、ときに敵国要人の暗殺さえいとわぬ世界最強の諜報組織モサド。その中枢で28年間にわたりスパイ活動に従事し、長官にまで登りつめた著者が綴る衝撃の回想録。中東の裏面史を知り尽くした冷徹な目で何を見たのか――。中東戦争と湾岸戦争、イラク戦争をくぐり抜け...
ときに外務省に先んじて他国と交渉し、ときに敵国要人の暗殺さえいとわぬ世界最強の諜報組織モサド。その中枢で28年間にわたりスパイ活動に従事し、長官にまで登りつめた著者が綴る衝撃の回想録。中東の裏面史を知り尽くした冷徹な目で何を見たのか――。中東戦争と湾岸戦争、イラク戦争をくぐり抜けてきた男が語る、9・11以後の世界を生き抜くためのインテリジェンスとは。 自分の地頭が悪いのと、中東情勢にとんと疎いもので、何度も読み返さないと分からない部分も多かったが、とりあえずすごい本だなと思った。ボキャ貧で申し訳ないが、日本が(いや、イスラエルに比べたら欧州も、かな)いかに甘ったれた国か愕然とした。世界で生き残っていくために綺麗事だけではすまない、かといって強硬なだけでも無理。諜報というと悪いイメージが先行するが、表立っては話せない内容をトップ同士が率直に相談するために必要なチャネルは当然あるだろう。テロという恐怖にどう世界が立ち向かっていくのか。グローバル化し、世界中のどこにいてもその矢面に立たされる可能性がある今、我々も他人事としてぼんやりしている余裕はなく、モサドのように優秀な人材を外交の中に投入すべきだ。
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