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公立図書館の無料原則と公貸権制度
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本評論社 |
発売年月日 | 2016/07/01 |
JAN | 9784535521469 |
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日本の図書館は資料の貸出や閲覧は無料である。その無料原則の状況で現在、著作者のみの負担によって貸出がされているという法構造の問題、税負担ではなく図書館利用者が対価として利用料を支払うべきという意見、社会教育から生涯教育への転換のため費用の受益者負担の可能性、ICT等の発展により図...
日本の図書館は資料の貸出や閲覧は無料である。その無料原則の状況で現在、著作者のみの負担によって貸出がされているという法構造の問題、税負担ではなく図書館利用者が対価として利用料を支払うべきという意見、社会教育から生涯教育への転換のため費用の受益者負担の可能性、ICT等の発展により図書館資料が変質して無料原則の維持の困難という4つが説明されている。 この課題の解決のために諸外国の公貸権制度や無料原則を検証しつつ、現在の日本の状況を調整する方法を指摘している図書。 公共貸与権の目的として著作者の図書館貸出による収入減の損失に対しての補償という役割以外に国の中で文学と原作者を支援する役割があるというのは見逃していた。図書館員はちゃんと法構造とかを考えていかないといけないなぁと強く思った図書。勉強しなきゃ…
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