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ビアトリクス・ポター物語 ピーターラビットの生みの親 SPACE SHOWER BOOKs
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ビアトリクス・ポター物語 ピーターラビットの生みの親 SPACE SHOWER BOOKs

サラ・グリストウッド(著者), 本田佐良(訳者)

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ビアトリクス・ポター物語 ピーターラビットの生みの親 SPACE SHOWER BOOKs

定価 ¥2,750

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 スペースシャワーネットワーク
発売年月日 2016/07/01
JAN 9784907435820

ビアトリクス・ポター物語

¥990

商品レビュー

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2017/07/11

読み応えあったー。ポターについてだいたいは知っていたけれど、この本は手紙の引用が多くて、ほんとにポターの人となりを伝えていると思う。 出版社とのやりとりでは自分の希望や意見を忌憚なく述べ、やめてほしいことやできないこともはっきり言うなど、明確に創作者としてのプロ意識がみえる。一方...

読み応えあったー。ポターについてだいたいは知っていたけれど、この本は手紙の引用が多くて、ほんとにポターの人となりを伝えていると思う。 出版社とのやりとりでは自分の希望や意見を忌憚なく述べ、やめてほしいことやできないこともはっきり言うなど、明確に創作者としてのプロ意識がみえる。一方で友人への手紙には、愚痴めいたことや恋愛について書くなど、悩む姿や女性らしい想いが見えてくる。 ピーターラビットの世界は一見ほのぼのと穏やかそうだけど、自然の摂理や社会的な感覚も組み込まれていて厳しい面もある。ポターの性格を少しでも知ると、ピーターラビットワールドがそんなふうに形作られたのもむべなるかなと納得できるような気がする。 後半生で湖水地方の土地を買い集め始めてからの話も興味深かった。家柄としても、築いた資産からしても、買うこと自体は難しいことではなかったが、維持することにはたいへんな労力がいったんだなぁと・・・。 ナショナルトラストとの手紙の緊迫感。羊や雇う人についてのこと。 しかしまぁどの手紙が一番印象的だったかって、次作を催促するウォーン社に対して、もう書けないと言っているところかなぁ・・・。

Posted by ブクログ

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