商品レビュー
4.4
7件のお客様レビュー
地球と宇宙に住む人類の対立をテーマにした本作は、第一次外惑星動乱の前夜を舞台に、緊迫した政治的駆け引きと戦闘を描いています。地球・月連合と外惑星連合の間で繰り広げられる駆け引きは、リアリティに満ちており、登場人物たちの思考も現実的で共感を呼びます。600ページを超える大作は、読み応えがあり、SFとしての宇宙描写やハードSF特有の物理現象のリアリティが、物語に深みを与えています。特に前半の政治的緊張感から後半の冒険的な戦闘描写への展開は、読者を引き込む要素が満載です。男性中心のストーリー展開には少しの違和感を覚えるかもしれませんが、それが逆に作品の独自性を際立たせています。シリーズの続きに期待が高まる一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
繁栄を極める地球らへんの内惑星系と小惑星帯を挟んだ木星〜土星あたりの外惑星系の対立が開戦に至るまでを描く。 政治の話がメイン。面白いけど飽きる!
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今更ながらのレビューです。以前に発表されていた<航空宇宙軍史シリーズ>に属する長編と短編を加筆・修正し、時系列順にまとめたものの第1巻。もともと地球に住む人類と、地球を離れ宇宙に住む人類の対立を描いている。 地球・月連合と木星や土星の自治政府は対立を深める。地球・月連合は航...
今更ながらのレビューです。以前に発表されていた<航空宇宙軍史シリーズ>に属する長編と短編を加筆・修正し、時系列順にまとめたものの第1巻。もともと地球に住む人類と、地球を離れ宇宙に住む人類の対立を描いている。 地球・月連合と木星や土星の自治政府は対立を深める。地球・月連合は航空宇宙軍の圧倒的な軍事力をもって、外惑星の独立を抑え込もうとしていた。しかし、木星と土星の衛星群はひそかに軍事同盟である外惑星連合を結成し、航空宇宙軍に対抗しようとしていた。 『カリスト-開戦前夜』では、主戦派のカリストを舞台に、外惑星連合内の政治的駆け引きを描いている。『タナトス戦闘団』』では、カリスト防衛軍陸戦隊のダンテ隊長らによる月面都市への潜入工作と戦闘を描いている。 地球と地球外に住む人類の対立や独立戦争というテーマは、古くから描かれてきた。ハインラインの『月は無慈悲な夜の女王」はその代表作だろう。アニメ『機動戦士ガンダム』は、その世界設定をここから得たと言われている。というか、元ネタは米国の独立戦争なのだ。抑圧された人民の戦い、これは血が騒ぐ。 本作は、あまり女性が登場しない男たちの物語だ。戦闘艦の女性艦長などが普通に登場する<ガンダムシリーズ>などに見慣れてしまうと、少しばかりの違和感すら覚える。
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木星の衛星であるカリストやガニメデ、土星の衛星であるタイタンを中心とする外惑星連合が地球と月の航空宇宙軍に対し開戦準備をしている。そして「第一次外惑星動乱」へと突き進む。前半はそこに至るまでの政治の駆け引き、後半はミクロな視点になってタナトス戦闘団の活躍を描く。 惑星の軌道が頭...
木星の衛星であるカリストやガニメデ、土星の衛星であるタイタンを中心とする外惑星連合が地球と月の航空宇宙軍に対し開戦準備をしている。そして「第一次外惑星動乱」へと突き進む。前半はそこに至るまでの政治の駆け引き、後半はミクロな視点になってタナトス戦闘団の活躍を描く。 惑星の軌道が頭に浮かんでくるほど宇宙の描写がSFしている。ハードSFなので物理現象に現実味があり、それがリアリティさを増している。派手なドンパチではないが、キリキリとするほどの政治的駆け引きの描写で手に汗握る。後半の冒険小説のような「タナトス戦闘団」でもキリキリする緊張感を味わえる。
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