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人生の真実 創元海外SF叢書
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人生の真実 創元海外SF叢書

グレアム・ジョイス(著者), 市田泉(訳者)

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人生の真実 創元海外SF叢書

定価 ¥2,750

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2016/07/22
JAN 9784488014605

人生の真実

¥1,430

商品レビュー

4

8件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 人生家族成長戦後イギリス
  • 千里眼家長の決断
  • 女たちの絆幻想文学
  • 風変わりな一族
  • アイデンティティ形成
  • 戦争の傷跡
  • コヴェントリーの街
  • 幻想的な雰囲気

家族の絆や成長を描いた物語が、独特な雰囲気で展開されます。千里眼を持つ家長マーサの決断により、父親のいない子供たちが女たちによって育てられる様子が描かれ、特にフランクの成長が印象的です。彼は風変わりな姉妹たちに囲まれ、戦後のイギリス・コヴェントリーを舞台に多様な人々と関わりながら、自らのアイデンティティを形成していきます。物語は一気に読み進められる魅力があり、戦後の復興期を懐かしむような雰囲気が漂っていますが、時折細部の描写に物足りなさを感じることもあるようです。それでも、家族の愛や絆の深さが心に響く作品です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2019/09/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

グレアムジョイスは初読。世界幻想文学大賞受賞作ということで、久々に海外ファンタジーの大作を読んでみたくなり、手に取った。 正直、期待していたファンタジー感バリバリの作品ではない、ちょっと変わった人々の「秘密の花園」って評があったが、言いえて妙。 これくらいなら現実にあってもおかしくないな…と思える程度の霊感をもつ母、霊感をもたない娘たち、やや現実離れした感性を持つ末娘、その末娘の子供もちょっとした霊感を持つ。母と娘と孫と娘たちの亭主…一族のリアルな戦後イギリス暮らしを、半歩だけ現実からずれた視点で描く家族小説なのだ。 戦争(ドイツ軍の爆撃やダンケルクなど)という大きな災いが終わって、少しずつ平和な日常が戻っていく中で、少しずつ撒かれる伏線、伏線の結果、ちょっとずつずれていく生活、その結果発生する家族のズレ。それらを丁寧に描きつつ、最後には伏線が綺麗に…でもおだやかに回収されるのである。刺激という意味では物足りないかもしれないが、十分にドラマチックであり、幻想文学でありつつ、十分にヒューマンドラマである。 末娘の子、孫のフランクを一家全員で育てるんだという、祖母であり家長であるマーサの宣言から、続く物語。イギリスであれ、日本であれ、日常は十分ドラマチックで半歩ずれたところにはファンタジーが活きているんだなぁ。 オモロいというよりは、充実した読書時間だったなぁという感想でした。

Posted by ブクログ

2016/10/29

千里眼の母、マーサには女ばかり7人の子どもがいる。双子の次女と三女と末っ子の七女は結婚していない。しかし、気ままな七女・キャシーは、セクシーで男がついてくる。そして、父親のいない子供を身ごもってしまう。最初の女の子は、子どもをほしがっている人にあげた。二人目の男の子もそうするはず...

千里眼の母、マーサには女ばかり7人の子どもがいる。双子の次女と三女と末っ子の七女は結婚していない。しかし、気ままな七女・キャシーは、セクシーで男がついてくる。そして、父親のいない子供を身ごもってしまう。最初の女の子は、子どもをほしがっている人にあげた。二人目の男の子もそうするはずだったが、受け渡しの場所に相手が遅刻してきたことを機に、自分で育てると言い出す。 気まぐれで、時々精神を病んでしまうキャシーが育てられるはずがない。一家の家長であるマーサは、この子を姉妹みんなで育てると決める。 マーサと同様に千里眼を受け継ぐキャシーとその息子・フランク。風変わりな姉妹たちに囲まれて成長していく。五女・ユーナと夫のトムの農場で、フランクはガラスの中の男と出会う。でも、それはフランクだけの友だちだった。 姉妹とそれぞれの夫や夫婦を取り巻く人々とのかかわり、第二次世界大戦終盤から終戦後のイギリス・コヴェントリーを舞台に繰り広げられる、ある家族の物語。

Posted by ブクログ

2016/10/09

海外SF叢書に入っているけれど、そして世界幻想文学大賞受賞ということだけれど、SFとかファンタジーとかというより、マジックリアリズムの小説みたいだったな。表紙に立っているのは少年だけれど、イノセントでもないし甘く懐かしいわけでもないよ。タイトルからすると教訓話かしらとも思うが、そ...

海外SF叢書に入っているけれど、そして世界幻想文学大賞受賞ということだけれど、SFとかファンタジーとかというより、マジックリアリズムの小説みたいだったな。表紙に立っているのは少年だけれど、イノセントでもないし甘く懐かしいわけでもないよ。タイトルからすると教訓話かしらとも思うが、そうでもない。一風変わった家族、戦争のリアル、生と死、生者と死者の交流、それらが違和感なく混ざり合う。 ウィリアムとリタの話が、とても切なくてもの悲しかった。

Posted by ブクログ

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