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史記(二) 乱世の群像 徳間文庫カレッジ
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史記(二) 乱世の群像 徳間文庫カレッジ

司馬遷(著者), 奥平卓(訳者), 久米旺生(訳者)

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史記(二) 乱世の群像 徳間文庫カレッジ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2016/07/01
JAN 9784199070624

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2024/03/05

母校の応援歌を聞いたとき、荊軻の故事は知っていたので「『帰ってくるな』とは酷い歌詞だ」と思ったのを思い出した。本編の方もさらりと「試し斬りしたら即死したのでOK」とか支那らしい話なのだが。 趙括の故事は義務教育で教えてもよいくらいだ。殆どの人間は凡人なのだから、勉強ができる程度...

母校の応援歌を聞いたとき、荊軻の故事は知っていたので「『帰ってくるな』とは酷い歌詞だ」と思ったのを思い出した。本編の方もさらりと「試し斬りしたら即死したのでOK」とか支那らしい話なのだが。 趙括の故事は義務教育で教えてもよいくらいだ。殆どの人間は凡人なのだから、勉強ができる程度で変におだてられて自信過剰になり、大勢の他人を巻き込んで取り返しのつかない失敗をするよりは、身の程を弁えたその他大勢として、おとなしく埋もれておくのが世界のためだ。 それにしても長平40万人虐殺は何回読んでも信じがたい。 戦国四君で一人だけネガティブなエピソードしかなかったような... と思っていたら平原君だった。 合従連衡、遠交近攻、離間の策や二重スパイなど、三千年近く権謀術数と人心操作に明け暮れてきた歴史の国はやはり侮れない。

Posted by ブクログ

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